【河内長野市】向野町に16日開店!トリーコニーは満腹バイキングも素敵、子育て世代にも嬉しすぎるカフェ
河内長野は自然に囲まれているだけでなく、あいっくが河内長野駅前にあったり、子ども向けイベントの多さなど、実は子育てに優しい街です。しかし残念なことに、外食の場合は、小さい子連れでは行きにくいのも事実ですね。そんな経験をしたオーナー夫婦が子育て世代のために、理想のカフェをオープンさせました。
場所は向野町で、アメニティ長野のすぐ近くです。
リンク先に詳しく書いていますが、アメニティ長野とは、南海電車や近鉄電車が大阪市内方面から河内長野駅に到着する少し前に見える高層の集合住宅群のこと。
外環状線から、マンション5階分の高さの階段を降りた下道を歩いていきます。この竹藪(たけやぶ)が崖のような山になっていて、その上に河内長野の大動脈・大阪外環状線があるとはとても想像できません。しかし、河内長野を歩いているとこのようなことはよくあります。
徒歩の場合の行き方です。
さて竹藪の横を歩いていくと、新しい黒い外装の建物が見えてきました。これが今回ご紹介する、「たけやぶかふぇトリーコニー」さんです。
ダーク系1色の建物がシャープで洗練された都会的な印象を受けます。しかし、背後の竹藪のナチュラルなやさしい緑に包まれており、それが不思議にマッチしているような気がします。後でお話を聞けば、竹藪を刈り取って整地し、店を新築したとのこと。
こちらが看板です。モーニングが7時から10時まで、ランチを11時から営業しています。それはともかく、左色の可愛らしいイラストだけを見ると、飲食店というよりこども園や保育所のようにも見えますね。それだけ子どもにやさしいカフェなのでしょう。
後で知りましたが、これはオーナーの子どもさん(息子さんと娘さん)がモチーフになっていて、Tori(トリーくん)とConi(コニーちゃん)という名前もついているそうです。とても可愛らしいキャラクターなので、下手をしたらモックルやくろまろ、ようじ君らのライバルになるかもしれませんね。
駐車場ですが、トリーコニーさんによれば、5台駐車可能とのこと。
そしてこの幟が気になりました。食べ放題と書いてありますね。
入ったところです。可愛らしいイラストが壁に書かれていました。ちなみに店のロゴを含めた店内のイラストはtoco.suzu(外部リンク)さんが手がけてているとのこと。
店内のご紹介です。カウンターが3席あり、画像左横に小上がりのお座敷、後方にはテーブル席があります。トリーコニーさんによると次の構成になっています。
- テーブル席「8席(2名掛け×4テーブル)」
- お座敷「12席(4名掛け×3テーブル)」
- カウンター席「3席」
小さなお子さんは自由気ままに動きますが、そんな時に座敷だと寝転んでも身体や服が汚れません。そういえば手前にあるのは小さなお子様向けにある補助いす。こんなに数を揃えている飲食店はなかなかありませんね。
さて、ランチメニューを見るとこのような表記があります。まずランチはすべて食べ放題スタイルを導入していますが、メインとなるプレートを選び、メイン以外の副菜やごはんなどは自由に食べられるというわけです。なお中学生以上1,200円、小学生600円、4歳以上300円で、メインを頼まなくても食べ放題だけ注文可能とのこと。3歳まで無料というのも、小さいお子さんにやさしいですね。
食べ放題のビュッフェランチだけでも良かったのですが、残念ながらこちらの唐揚げプレートを見てしまった私は、メインも注文することにしました。3種類のフレーバーから選べるそうです。1,700円(税込)の金額表示だけだと割高感があるかもしれませんが、食べ放題1,200円に少しプラスしてと考えれば決して高いわけではありません。
また、メインはパスタ(1,700円)もありました。3種類(セセリペペロンチーノ、ささみと大葉のたらこパスタ、濃厚カルボナーラから選びましょう。このほかにランチのメインには、とり天プレート、サラダチキンプレート、ローストビーフプレートがあります。
こちらはお子様プレート(800円)で、小学6年生まで注文できます。子供に人気の料理ばかり、ハンバーグ、からあげ、パスタがあり、さらにおもちゃ付きというのは、子どもにとってはとてもうれしいですね。
モーニングも紹介しましょう。モーニングプレート和っす(900円)です。画像のプレートにおにぎりを2つ選べるとのこと。
こちらはモーニングプレート洋っす(900円)です。和と洋の両方選べるのはとても良いですね。洋のほうはさらに餡バタートースト、ロールパンサンドのどちらかを選ぶスタイル。
軽く食べたい人向けのメニューもありました。モーニングちょこっとセット500円です。こちらも和の「おにぎり」、洋の「ロールパンサンド」から選べます。
クロッフル(550円)です。念のためにどういうものか説明すると、韓国発祥のスイーツで、ワッフル型をしたクロワッサン。いろんな種類があるのが良いですね。
セットドリンクメニューです。ひきたてのオリジナルコーヒーとソフトドリンクがあります。特に気になったのがデカフェ250円です。これはカフェインレスのコーヒーで妊娠中や授乳中の方が安心できる飲み物とのこと。こちらも子育て世代に寄り添ったメニューですね。
また単品メニューもあります。唐揚げ、とり天、サラダチキン、ハンバーグ、ローストビーフ皿があります。そして高知アイスとデザートも気になりますね。
さてランチプレートはすべてビュッフェが付いています。こちらのように、9種類のおかずが自由にとり放題です。旬の野菜の種類が多くて栄養満点。もちろん食べられないのに取りすぎてしまい、残してしまうような愚行は控えましょう。
こちらはパンで、4種類のパンが自由に選べます。
そして、これには驚きました。フライドポテトとえびせんがあります。まさしくお子様のためのメニュー。多くのお子様が喜びそうです。そして、ご飯用に2種類のふりかけがあるというのも素敵以外の何物でもありません。
ご飯の炊飯器です。ご飯の量も自由に選べますが、炊き立てのご飯のおいしい香りが鼻の中から入り込んできたので、一気に食欲がわきました。
ということで、えびせんとパン以外のメニューはすべて取りました。ビュッフェの場合はできるだけ多くの種類をひとくちずつ取るのがおすすめです。そしておかずが十分なのでいらないとは思いましたが、思わずご飯にふりかけもかけてしまいました。
そしてパンとおかずのバージョンがこちら。メインがなくても十分かもと思ってしまいました。
しかし、メインが来ると認識が変わりました。なんと!唐揚げが5つも載っています。そして箸休めのマカロニとサラダ付きです。唐揚げは外はカリカリ、中はジューシーで、かつフレーバーソースの味が染み込み旨味が増幅していました。
河内長野でから揚げがおいしいお店といえば、ソンリーサさんですね。そんなことを考えていたら見事にソンリーサの西川さんから開店祝いの花が届いていました。
もうひとつはパスタです。こちらもから揚げに負けじとすごいボリューム。子ども向けの店に行けば、物足りないと感じている大人たちがいたとしても、ここならその心配はいらないでしょう。本当に満腹できるランチでした。
パスタはコーヒーとスープから選べるので、コーヒーを選びました。コーヒーもこだわりがあるとのことでしたが、偽りはありません。食後に美味しくいただきました。
ここでオーナーの皆倉健人(かいくらけんと)さんにお話を伺いました。皆倉オーナーは大学を卒業し、中・高保健体育の教員免許を取得したそうです。当初、ソンリーサさんのお祝いの花が来ていて、かつ唐揚げがおいしかったので、関係あるのかと思えば、そうではなかったのです。
外環状線沿いにある焼肉寄つ場さんで10年働いていて、店長を務められていたそうです。そして30歳というタイミングで独立をすることとなり、寄つ場さんを円満に退職し、トリーコニーさんを開業したとのこと。
奇しくも寄つ場さんのお店の崖の下にトリーコニーさんができたことになりますが、instagramによれば、皆倉オーナーが生まれ育った大好きな場所とのことなので、特に位置関係うんぬんは関係ないようです。
ただ間に崖がある関係で本当の住所は「河内長野市向野町451-1」なのだそうですが、車のナビでは誤作動するそうで、「河内長野市向野町771」と入れると問題ないそうです。河内長野あるあるですね。
皆倉オーナー夫妻自身が思っていた子育てに優しいお店があまりなかったこと。そのため独立した新しいお店で実現しようと考えたわけです。
上の文章はinstagramを引用しましたが、オーナー夫妻はこのような気持ちでお店をオープンしたのです。例えば店舗内入口正面に、ベビーカー置き場を5台用意していて、間違えないように番号まで付与しているそうです。
その他にもお座敷を設置したり、いろんなおもちゃを用意。トイレにはオムツ交換台と調乳コーナーまで設置しています。個人店とは思えないほどのフル装備ですね。
さらに子育てのママさんが活躍できる場を考えています。例えばハンドメイドが得意な方であれば、レジ前で自分の作品の販売も募集しているとのこと。
また子どもが好きそうな絵本やポケモンの本が店内にあります。
そのうえ、トリーコニーさんは、ベビークラウドファンディングも行っています。instagramを引用しましょう。
飲食店の枠を超えて、近隣への貢献を考えているとのこと。河内長野に生まれ育った皆倉オーナーが自分を育ててくれた街に対する愛情の還元の意味もあるのかなと思いました。
お水はセルフサービスなのですが、お湯も設置されていました。また寄付金を基にスティック粉ミルクを用意しています。
- 「こどもたちが食事を楽しむ」
- 「ママ・パパが育児を楽しむ」
- 「地域のひとが支援を楽しむ」
この3つがトリーコニーさんのお店のコンセプトです。子どもたちのためだけでなく親御さんもゆったりできる空間、そして優しく見守って支援する地域の人が楽しめる場所にしたいとのこと。つまりみんなが笑顔になる場所ということですね。
なお精算は各種クレジットカードや電子決済サービスが利用できます。清算を終えて店の外を出ると、ふと感じたこととして子どもや親御さんをお店に例えてみました。すると地域の人が温かく見守るのが竹藪という風にも見えてきます。
向野町、アメニティ長野近くに素敵なお店ができたことだけは間違いないようです。
たけやぶかふぇ トリーコニー
住所:河内長野市向野町451-1(ナビ用住所:河内長野市向野町771)
営業時間:7:00~10:00(モーニング)
11:00~15:00(ランチ)
15:00~17:00(カフェタイム)
定休日:日曜日、不定休
アクセス:近鉄汐ノ宮駅から徒歩17分、南海・近鉄河内長野駅から徒歩20分
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