夢に向かって努力している人へ。ブッダの名言「怒りにとらわれるのは…」英語&和訳
こんにちは!ほんやく検定1級翻訳士の鈴木隆矢です。
今回はブッダ(釈迦)の名言をご紹介します。ブッダ(紀元前566年頃~紀元前486年頃)は古代インドの宗教家で、仏教の創始者として知られています。
今回は夢に向かって努力している人に届けたいブッダの名言をご紹介します。
ご紹介する名言につきましては、BrainyQuote というアメリカのサイトに記載されているものをGoogleの書籍検索にかけ、それが英語圏の複数の書籍で使用されていることを確認の上、その人物の言葉として記事に掲載しております。
古い人物の言葉ですとそれが本当にその人物の言葉なのか確認が難しい場合もございますが、複数の書籍で使用されている言葉であれば、それがその人物の考えを反映した言葉であると判断できるのではないかという考えのもと記事を執筆しております。
夢に向かって努力している人へ。ブッダの名言「怒りにとらわれるのは…」英語&和訳
「怒りにとらわれるのは、毒を飲んで相手が死ぬことを期待するようなもの」
ブッダ(古代インドの宗教家)
目標に向かって努力するとき、その動機はさまざまですよね。家族を幸せにしたいという気持ちで努力することもあれば、お金持ちになりたいという気持ちで努力することもあると思います。
私は15歳から英語の勉強を始めたのですが、中学1年から不登校・ひきこもりになったのですね。ちょうど中学を卒業するタイミングで、このまま学校にも行かず何もしないで大人になったら将来食べていけなくなるなと。その危機感から英語の勉強を始めようと思ったのですね。
当時テレビでよく言われていたのが「一度ひきこもりになると、そこから社会復帰するのはとても難しい」。それを聞いて、すごく悔しかったのですね。「お前の人生はもう終わりだ」と言われている気がして。「見返してやりたい」と思ったのですね。
そういう怒りの感情を原動力にして、勉強をしていた時期があったのですが、しばらくして精神的におかしくなってしまったのですね。結局、自分のペースで勉強していなかったのではないかなと。
これは以前美輪明宏さんが婦人公論でおっしゃっていたことなのですが、「困難に遭遇したとき一番邪魔になるのは感情。体を健康に保つのに食べ物が必要なように、心を健康に保つには理性が必要。困難に遭遇したときは感情を排除して、今自分がすべきことを冷静に分析すること」
英語の勉強は時間がかかりますよね。1年や2年で英語を習得することはできないわけで、自分と相談しながら、10年20年継続できるペースで学ぶことが大切なのだと思うのですね。それが、怒りによって乱されていたのではないかなと。自分と全然相談していなかったと思うのですね。
怒りを原動力に行動を起こして、それが成功することもあると思うのですが、その感情を持ち続けると、ペースを乱してしまう。自分自身を苦しめることになる。そんな教訓を学んだ気がします。
「感情は言葉にすると無駄になってしまうと思います。感情は全て結果を生む行動に蒸留すべきです」
フローレンス・ナイチンゲール(イギリスの看護婦)
夢に向かって努力している人へ。「幸せ」に関する世界の偉人の名言3選
いかがでしたでしょうか?今回はブッダの名言をご紹介しました。
私が運営しているブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ブッダの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ブッダの名言を13句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
また、私のブログ『ほんやく検定1級翻訳士の【英会話フレーズ集】』の『ナイチンゲールの名言集【英語原文と和訳】』(外部リンク)という記事では、今回ご紹介したものを含めて、ナイチンゲールの名言を4句ご紹介しております。興味のある方はそちらもご覧ください。
では、最後に「幸せ」に関する世界の偉人の名言を3句ご紹介します。
「比較は喜びを奪う」
セオドア・ルーズベルト(第26代アメリカ合衆国大統領)
「人生とは自転車のようなもの。倒れないためには走り続けなければならない」
アルバート・アインシュタイン(ドイツ生まれの理論物理学者)
「幸福とは、考えること、言うこと、することが調和している状態のことである」
マハトマ・ガンジー(インド独立の父として知られる政治指導者)
お読みいただき、ありがとうございました!