【常温と冷蔵どっちが正解?】アボカドの正しい保存方法を現役の八百屋が教えます
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
サラダや、グラタン、スムージーにしてもおいしいアボカド。毎日でも食べたいからまとめ買いをしたいという方も多いのではないでしょうか。
しかし、アボカドは保存方法を間違えると、熟しすぎて傷んでしまったり、追熟が止まり、未熟なまま傷んでいってしまうということになりかねません。
そこで今回は「アボカドの正しい保存方法」を紹介していきます。
アボカドを保存するときの基本
アボカドは熟度によって、保存場所を変える必要があります。
結論から伝えると、未熟なアボカドは常温、熟していて食べごろのアボカドは冷蔵庫で保存するのが正解です。
どういうことなのか理由を説明していきます。
アボカドは未熟な状態では、かたくておいしく食べることができないですよね。アボカドは追熟する果物ですが、温度が15度を下回ると追熟が止まってしまいます。
冷蔵庫の温度は野菜室でも8度以下なので、未熟なアボカドを冷蔵庫に入れてしまうと、かたいまま次第に傷んでいきます。
逆に熟したアボカドは冷蔵庫に入れることによって、追熟が止まり、傷みがでるのを遅らせることができるんです。
未熟なアボカドは常温保存、熟したアボカドは野菜室で保存と覚えておきましょう。
次に冷蔵庫で保存する際の手順を説明します。
アボカドの冷蔵保存方法
アボカドを冷蔵保存する際の方法や注意点を紹介します。
1.ポリ袋に入れる
2.冷蔵庫の野菜室に入れる
冷蔵庫の機種にもよりますが、庫内は乾燥していることが多いので、ポリ袋に入れて乾燥するのを防いであげましょう。
また、アボカドは最適保存温度が5から27度と言われており、冷やしすぎると低温障害を起こし、傷んでしまいます。
野菜室と冷蔵室では野菜室の方が少し温度が高いので、アボカドは野菜室で保存するようにしましょう。
【まとめ】アボカドを正しく保存してください
今回はアボカドの正しい保存方法を紹介しました。
今回の記事をまとめます。
- 未熟なアボカドは「常温」で保存
- 熟したアボカドは「冷蔵庫」で保存
- 冷蔵庫に入れるときは「野菜室」に入れる
- 野菜室に入れるときは「ポリ袋」に入れる
これだけ覚えておいてください。
この記事を読んだ皆さんがアボカドを正しく保存して最後まで食べ切っていただけると嬉しいです。
他にも「適度に熟していて中身が綺麗なアボカドの選び方」という記事も書いているので、気になる方は読んでみてくださいね。