大阪・長堀橋にあるRestaurant&Bar「いつも」は知る人ぞ知る、“隠れ家”のような名店。おすすめは黒毛和牛のステーキと、月替わりで楽しめるアラカルト。“コウノトリ育むお米”を使った『土鍋炊き御飯』も好評だ。そして、ステーキを食べても『500キロカロリー未満コース』は健康や美容にこだわるお客様に大人気。そんな「いつも」を取材させていただいた。

最高ランクの黒毛和牛に舌鼓！会員は個室利用が無料に

　大阪は長堀通りの一筋北側の通りに位置するRestaurant&Bar「いつも」。外からは中の様子を知ることができないが、一歩店内に入ると、外からは想像がつかないぐらい、しゃれた空間が広がる。

　大きなガラス張りの窓が印象的な一般席の奥には、会員利用が基本の個室が４部屋。数人からちょっとしたパーティーができそうな大きめの部屋（個室）もある。会員になれば、ずっと無料で個室が利用できるので、有料会員になる人も多いという。

　「いつも」で、人気を誇っているのが最高ランクの黒毛和牛を使ったステーキだ。「日本全国から選りすぐりの黒毛和牛を仕入れて、お出しさせていただいています」と同店の田中久登さん。

　訪れた日も見るからに厳選されたことがわかる黒毛和牛を出していただいた。

　メニュー『本日の極上黒毛和牛』は希望の分量で料理してもらえる。ちなみに、お値段は100gあたりで、牛肉の希少部位で霜降り部分が多い“イチボ”は5,500円（税込、サービス料別）。脂肪が少なく味は濃厚で、やわらかく、赤身が好きな人に人気が高い“クリ” は5,000円（税込、サービス料別）。きめ細かく、やわらかく、牛肉の最上部位ともいわれる“ヘレ” は4,800円（税込、サービス料別）など。ちなみに、ヘレの中心部分はシャトーブリアンといわれる希少かつ最高部位になるそうだ。

「旨すぎる」と評判なのが月替わりで楽しめるアラカルト

　黒毛和牛のステーキ同様に人気が高いのは、月替わりで楽しめるアラカルト。料理長の谷村聡さんが毎回、腕を振るうアラカルトは「美味しい」と大好評なのだ。

　実際、２月のアラカルトをいただいたら、オリジナリティー豊かで、味も奥深くて、感動ものでした。

　季節の野菜や魚介類は品質や鮮度にこだわっている。今が旬の『ふぐのてっさ』（2,500円税込、サービス料別）も新鮮で美味。

　『二口鰤大根』（800円税込、サービス料別）はかつらむきした大根の中央に鰤が挟んであり、見た目も美しい一品。

　『白菜スープ』（850円税込、サービス料別）は旬の白菜のやさしい甘味も堪能できる。

　何個でも食べられるほどハマるのが『ほたて貝柱の湯葉しゅうまい』（1,050円税込、サービス料別）。

　和ダシで味付けられた『ふかひれ姿煮』（５,500円税込、サービス料別）はこれだけでも美味しくいただけるが、白ご飯の上にかけて食べるのもおすすめだ。

〆（しめ）のご飯や、ユニークなコースも要マーク!

　「いつも」はご飯にも大いにこだわっている。お米はできる限り自然のままを追求したという安全・安心の田んぼで”コウノトリ育む農法”で栽培・収穫された但馬地方の”コウノトリ育むお米”を使用し、土鍋で丁寧に炊き上げているのだ。

　メニューの『土鍋炊き御飯（２合・お味噌汁と香の物付き）』は、“白米”（2,000円税込、サービス料別）、“五目”（2,800円税込、サービス料別）、“五穀米”（2,800円税込、サービス料別）の３種類。残ったご飯はおにぎりにしてくれ、持ち帰ることができるのはうれしい。

　まだ少しおなかに余裕があるなら、『〆（しめ）のひとくちカレー（ルーのみ）』（1,000円税込、サービス料別）もおすすめ。ランチタイムに出している『たなカレー』が夜も少し楽しめるようになっているのだ。前述の田中久登さんがランチで作るカレーはスパイシーでオリジナリティーがあり、カレーファンには大人気なのだ。

　コースもいろいろあるが、話題なのが『500キロカロリー未満コース』（7,800円税込、サービス料別）。前菜、季節の皿１品、黒毛和牛赤身肉ステーキ（60g）、土鍋御飯やお味噌汁、香の物、デザートなどがついてくるのに、500kcal未満には驚きだ。

　初めての人に人気は『シェフにお任せコース』（9,000円税込、サービス料別）で、前菜、季節の皿３品、黒毛和牛ステーキ、土鍋炊き御飯、デザートなどが付く。

　ワインやお酒も種類豊富。これからの季節、歓送迎会など、各種宴会の利用も高まりそうだ。

取材協力＝Restaurant&Bar「いつも」