10月も後半になりました。この時期になると掃除用洗剤のCMや掃除便利グッズ特集が多くなり大掃除を意識する人も多いのではないでしょうか。

しかしまだ年末ではないのでなかなかやる気も起きずに、そのまま寒さが厳しくなりめんどうになり結局今年も大掃除はできなかった・・・と思いながら新年を迎える、こんなことを繰り返している人もいるでしょう。

私は、めんどうくさいなら年末の大掃除は無理をしてする必要はないと思っています。

寒い時期の年末の大掃除は非効率

年末に大掃除をして家をキレイにし、お正月に神様を迎える準備をするという意味はとても大切なことですが、

正直なところ寒いのに窓を開けたり、水を使うのはイヤですし、油汚れは気温が低いと固くなってしまうため、換気扇の掃除は寒い時期に向いていません。

小さいころからの習慣で家族で行う大掃除が年中行事としてあることが当たり前の人もいると思いますが、生活の多様化で年末には大掃除をしお節料理を作るというスタイルを取らない家庭が増えてきています。

毎年、年末に大掃除ができなくて、またできなかったと後悔するならいっそのこと「年末に大掃除はしない！」と決めるのも一つの方法です。

大掃除をするのがよくて、しないのが悪いということはないので自分と家族が納得する方を選べばいいのです。

今、掃除をするのに向いている場所や方法

網戸や窓の掃除は、雨で汚れが濡れた後のほうが汚れが落ちやすいから梅雨時期の晴れ間や台風の後にするといいし、ベランダ掃除も雨の後のほうが舞い上がる砂埃の量も減ります。

こういった場所は、外での作業になるので寒くなる年末よりも今掃除をした方が家族にも頼みやすいのです。

また私は先日、食卓の上のライトの汚れをアルカリ電解水をキッチンペーパーに吹きかけてキレイにしました。

アルカリ電解水は、キッチンの油汚れや、床の汚れ、壁、ドアノブなどの手あかの掃除にピッタリで、水ぶきよりも汚れが落ちやすく、気になるところに吹きかけ拭き取るだけで良いので常備していて、気になったときに窓の桟なども拭くようにしています。

掃除用洗剤を何種類も用意するより、万能なものを一つ用意して普段掃除をする時から洗剤や道具で迷わないようにすることも、掃除しやすい環境づくりにつながります。

またこの時期は、カーテンの洗濯には一番よくて洗ってそのままカーテンレールにかけたまま干し乾かすことも可能です。

大掃除＝年末ではなく、年末こそ家族でしたいことを

以前大掃除を行っている近所の人のマネをし、窓そうじなどを年末にしたことがあります。確かにキレイになり気持ちがよいのですが、子どもたちが部活をしているため週末も家にいる時間が少ない我が家は、家族がゆっくり家に揃うことがお盆と年末くらいしかありません。

だから年末には大掃除をするぞー！と張り切ることはせず、むしろ家族で出かけたり、映画を観たり日ごろできないことを家族とする時間にしています。

大掃除＝年末ではなく、年末に家族で大切にしたいことを一番優先することがまず大事で、寒く忙しい時期にまとめて掃除をしなくてもよいように、今のうちにできることをしておけばよいと思います。