川千家は、柴又帝釈天参道沿いにある創業250年の老舗川魚料理専門店です。地元の方をはじめ、観光客もたくさん訪れる人気店！鰻だけでなく、鯉、川魚も美味しいと評判です。

新年は、１月１日（月）１１時から営業スタート。ぜひ、初詣前後に訪れてみてはいかがでしょうか？

今回は絶品のうな重を食べてきましたので、食レポします！

川千家のうな重は、梅・竹・松の全3種類で、肝吸・漬物付きです。

それぞれの違いは、鰻とご飯の量とのこと。小食の方や、この後カフェでお茶をというときは梅でちょうどよいかもしれません。（価格は税込表示です。）

• 梅　4,000円
• 竹　5,000円
• 松　6,000円

わたしが食べたのは、梅です。ほどよい量です！

蓋をあけると、鰻の香ばしい香りが！山椒など薬味は卓上にあるので、お好みでいただきましょう。

鰻は、関東風の蒸し焼きです。丁寧に盛られた鰻の色艶も食欲をそそります。

タレは、濃すぎず、甘すぎず、あっさりと食べられます。お米もツヤツヤで粒がはっきり見えます。スタッフさんが「美味しいよ！」と、自信を持っておすすめされるのも納得です。

関西風のパリッと焼いた鰻で育ってきましたが、関東風の鰻は、あっさりふわふわとした食感。ヘルシーで、これもまたよいですね！関西方面からいらっしゃる方は、ぜひ、その味の違いも堪能していただくと楽しいかも。

肝吸は具沢山で、あっさりとしたお吸い物ベース。これが、鰻の味を邪魔しなくていい。

漬物は、きゅうりと奈良漬でしょうか。箸休めにちょうどいい塩味です。

今回通された席は、一階の庭園が見えるテーブル席でした。素敵な庭園を眺めながら、お楽しみのうな重を待つ時間は格別です！

カウンター席やテーブル席がある食堂は、何と120名収容！他には、大小の個室や授乳室、喫煙所も完備されているようです。

「おひとり様の女性のお客さまも多くいらっしゃり、カウンター席すべておひとり様でうまっていることもあるんですよ。」とスタッフさん。

川千家の人気の秘密は、鰻の美味しさはもちろん、女将さん、スタッフさん同士のコミュニケーションにもあります。老舗なのに気さくであたたかなおもてなし。居心地よくお食事できました。

創業250年の歴史と趣きを味わえる川千家で、ぜひ絶品うな重を堪能してみませんか？優しく飽きのこないその味わいにとりこになるかも。

鯉や川魚も定評があるので、お腹と懐の余裕があったらそちらもぜひ。初詣、柴又観光の際のお腹と心を満たしてくれることでしょう。美味しいうな重で年始から幸先のよいスタートを！