【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part 263:娯楽の定番!花札! 他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧くださり、ありがとうございます。
さぁ~!今回もさっそく、韓国ドラマのなかに出てくる不思議なシーンや行動をジャンジャン紹介していきたいと思います!
さらに、その不思議の理由や背景にある韓国の文化や社会事情まで盛りだくさんでお届けしていきますよ^^
そして、今日はドラマにも出てくる韓国の娯楽を紹介していきます~!
「韓国の娯楽の定番!花札!」
韓国ドラマでは、花札をしているシーンがよく出てきますよね。
「オールイン 運命の愛」をはじめ、「彼女の私生活」や「熱血司祭」など、さまざまなドラマのなかに花札をするシーンが登場します。
ドラマだけでなく、映画のなかにも花札のシーンは出てきますね。
「タチャ イカサマ師」は、まさに花札賭博をテーマにした作品です。
ユン・ヨジョンが出演し、アカデミー助演女優賞を獲得したことでも話題になった「ミナリ」というハリウッド映画のなかにも、花札で遊ぶシーンがありました。
これだけたくさんの作品に花札が登場するということは、それだけ韓国では花札が楽しまれているということなんだろうな~と想像できますよね。
そう、韓国には「三人集まれば花札をする」という言葉があるくらい、花札は身近な娯楽のひとつなんです!
日本では「花札」と書きますが、韓国の場合は漢字では「花闘」と書きます。
そして、ハングルでは「화투(ファトゥ)」と書きます。
「闘う」という字が入るせいか、字だけ見ると日本の花札とは少しイメージが違う感じがしますね笑
しかし、韓国の花闘も李氏朝鮮時代に日本から伝わったとされていて、札のデザインも日本とほぼ同じなんですよ。
遊び方についても日本の遊び方を土台にしたものが多いようです。
韓国独自に変化しているところもあって、韓国花闘ならではの特殊なルールが出てくることもありますが、基本的にはルールが似ているゲームが多いですね。
花札で遊んだことがある人や詳しい人なら、見ているだけでなんとなく花闘の遊び方やルールもが分かるかもしれません。
おじいちゃんおばあちゃん世代から若い子までみんな大盛り上がりできる花闘は、国民的娯楽なんですね~!
もうひとついってみましょう!
「演歌を聞いたら踊らずにはいられない!」
今やK-POPが世界的な人気を博していますが、韓国の音楽はK-POPばかりではありません!
日本にも演歌があるように、韓国にも「トロット」というジャンルがあります。
トロットは、韓国式の演歌といったところでしょうか。
日本の演歌は、シニア世代に特に人気がありますよね。
韓国のトロットも同じく、おじいちゃんおばあちゃん世代が好んでよく聞いています。
公園や広場などでは、体操をしたり、設置されている運動器具を使って体を動かしているおじいちゃんおばあちゃんたちの姿がよく見られます。
そのときもトロットがBGMのように流れていることが多いんです!
誰かしらが、トロットをかけているんですね笑
トロットがかかっていると、自然と周りの人たちも集まってきて、ときにはカラオケのように一緒に歌ったり、それに合わせてみんなで踊ったりしていることもありますよ。
韓国には、「흥이 많다(フニ マンタ)」という言葉があります。
直訳すると「興が多い」、つまりエネルギーやテンションが高く、ノリが良いという意味です。この「흥이 많다(フニ マンタ)」という言葉は、韓国民族性を表すときにもよく使われる表現なんです。
トロットが流れると踊り出すおじいちゃんおばあちゃんたちの姿を見ていると、まさにそうだなと感じますよね笑
実は、ここ数年、トロットは若い世代からも注目を集めているんですよ!
そのきっかけとなったのは、トロット歌手のサバイバル番組です。
この番組で優勝した歌手の曲は、音楽チャートランキングで1位になるほど人気ぶりでした。
K―POPが熱い人気を集めていますが、次は韓国トロットの時代が来るかも?!
いかがでしたか?
今回は、韓国の人たちの娯楽を紹介しました!
ドラマにもよく出てくるので不思議に思っていましたが、花札が国民的娯楽と呼ばれるほど親しまれているとは驚きですね!
そして、韓国のシニア世代が聞くと踊り出してしまう韓国の演歌トロット!
興味のある方は、ぜひ、聞いてみてくださいね^^
それでは、またお会いしましょう~♪