【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part170:ポジャギとは? 他
みなさん、こんにちは~!
いつもご覧いただき、ありがとうございます!
今回も「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動シリーズ」をお届けしていきます♪
毎回、面白い発見ができるこのシリーズになっています。
興味をもっていただけた人は、ぜひ過去のシリーズものぞいてみてくださいね!
今回は、韓国ドラマでも見かける、お土産に関する不思議を深掘りしていきますよ~!
まずは、こちらからいってみましょう~!
「お土産屋さんでよく見かける仮面って何に使うの?」
韓国を訪れたときに、お土産屋さんでいろいろな表情のお面を見かけたことはありませんか?
そのお面は、韓国伝統の仮面劇「タルチュム」で使われるお面なんです!
仮面劇のことを「탈춤/タルチュム」といって、탈(タル)は仮面、춤(チュム)は踊りを意味しています。なので、お店にある仮面のことは「탈(タル)」といいますよ!
スペインの人気ドラマをリメイクした「ペーパー・ハウス・コリア:統一通貨を奪え」でも、主人公たちが伝統的なお面をかぶって出てきます。
ドラマの中でかぶっているお面は、「하회탈/ハフェタル」と言って、慶尚北道安東地方で古くから伝わる「タルチュム」で使われるものです。
お面の表情は、面白くもあり怖くもあるような独特の雰囲気が印象的です。
安東河回村と言えば、韓流スターのリュ・シウォンの実家があることでも有名なので、知っている人もいるかもしれませんね!
「タルチュム」の内容はというと社会問題や道徳的な矛盾などの難しいテーマをユーモアと風刺で表現しているんですよ~!
意外にも、お面からは想像できないくらい難しいテーマを扱っているのが「タルチュム」の特徴なんです。
この「タルチュム」はユネスコ無形文化財に指定され、世界的にも特別な芸術劇として評価されています!
伝統工芸品などを扱っている土産店では、いろんな表情のお面やキーホルダーが売られていますよ。
お面を買うのは少し勇気がいりますが、小物だったら気軽にお土産にもできそうですよね♪
続いては、こちらです~
「韓国の風呂敷 ポジャギとは?」
特に時代劇やひと昔前の韓国ドラマを見ていると、はぎれを縫い合わせて作られた布で物を包んだり、飾っていたりするシーンを一度は見たことがあると思います!
これは、「보자기(ポジャギ)」といって、日本の風呂敷と同じような使われ方をする布のことです。
昔から、物を包むこと以外にも布団を収納するときに使われたり、食べ物の上にかぶせて使ったりもしました。
その他にも、婚礼や祭礼などの特別な場面でも、ポジャギが使われます。
ポジャギは、さまざまな用途で重宝される、なくてはならないものなんです!
ポジャギは「福を呼んで、福を包む」とも言われていて、ポジャギで包むと幸福が訪れると言い伝えられています。
ポジャギで包まれた贈り物には、相手の幸せを願う気持ちも込められているということなんですね♪
このポジャギですが、日本でも人気が高く、趣味でポシャギ作りをする人が増えています。
作家さんに直接教えてもらえるポジャギ教室があったり、ワークショップが開催されるほど人気なんですよ~!
日本で人気のポジャギは、パッチワークのように小さな端切れをつなぎ合わせて作った「チョガッポ 조각보」と言われるもので、主に飾って楽しみます。
一枚の薄い布で作り上げるため、光を通すととてもきれいなんです♪
その様子から「布のステンドグラス」とも言われているんだとか!
観光客にも人気の観光地である仁寺洞にも、ポジャギを使ったお土産品がたくさん売られていますよ!
見ているだけでも楽しい伝統工芸品が並んでいるので、興味のある人は、探してみてくださいね~♪
いかがでしたか~?
今回は、韓国ドラマでもよく目にするお土産品について書いてみました!
ご紹介したもの以外にも、韓国には魅了的な伝統工芸品がたくさんあります。
機会があれば、またご紹介していきますね♪
ではでは、また次にお会いしましょう~!
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