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現役ランナーが伝えたい「マラソンのオフシーズン」の過ごし方とは?

萩ゆうランニング系ライター

多くのランナーがメインのマラソンレースを終え、「オフシーズン」を迎えようとしているのでは。これまでトレーニングやレースを頑張ってきた人にとっては、少し肩の力を抜いてリフレッシュするちょうどいい期間かもしれません。

次のシーズンに向けてギアを入れるためのオフシーズンは、どのような過ごし方がベストなのでしょうか。

オフシーズンのおすすめの過ごし方

まずはしっかりと休養する

シーズン中はレースに向けたトレーニングはもちろん、調子を整えることにも神経を使い、心も身体も消耗しています。

新しくスタートをきるために、まずはしっかりと休養しましょう。シーズン中にケガをした人は、治療に専念するのにも最適な期間です。

基礎トレーニングをする

走るトレーニングばかりを中心にやってきた人は、少し軸を変えて基礎のトレーニングに取り組むことがおすすめです。

暖かくなってきた季節だからこそ、ジョギングの前後に筋トレや体幹トレーニングを取り入れてみましょう。

ランニングに関する本を読む

ランニング関連の本を読むことで、スキルや知識が習得できることも。オフシーズンの期間に本を読んで、ランニングへの取り組み方や考え方をインプットし、自分の走りにアウトプットしてみましょう。

腰を据えて読書に専念することは、レースがなく焦りの少ない期間だからこそできる過ごし方のひとつです。

旅ランに出かけてみる

普段ストイックにトレーニングに励んでいるランナーは、シーズンオフを普段と違うランニングの楽しみ方を見つける機会にしてみては。旅行や出張、帰省のタイミングのランニングは、いつも走らない土地を走ることができる絶好のチャンス!

素敵な景色に出会うことは、ランニングの新たな楽しみ方を知るきっかけになるでしょう。

レースを振り返り、来シーズンのビジョンを描く

「どういうレースがうまくいったのか/いかなかったのか」「自分の強みや弱みは何なのか」出場したレースの振り返りをすることで、来シーズンにつながる新たな発見ができるかも。

また、次のシーズンでどんな目標を達成したいのか、そのためには何をするべきなのかを考えてみましょう。来シーズンに入る前のタイミングに目標やビジョンを描くことで、より練習に身が入ってくるはずです。

中には、マラソンのレースがひととおり終わったタイミングで、トラックシーズンに切り替えてスピードを磨くランナーもいます。オフシーズンの過ごし方は人それぞれ。

地道なトレーニングを重ねることはやりがいもありますが、どこかで気持ちが切れてしまわないように工夫することが大切です。長く気持ちを切らさずに走り続けるために、オフシーズンを有効に取り入れましょう。

ランニング系ライター

全国各地を転々と暮らすWebライター。スポーツ系、おでかけ系メディアなどで執筆中。3度の飯よりランニングが好きで、フルマラソン3時間ぎりの記録をもつ。

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