【長野市】ストーリーのある和な雰囲気のイラストを描くManaさんの個展が開催中@ちょっ蔵おいらい館
今年の善光寺御開帳も期間が後わずかになりました。善光寺周辺は日に日に賑わいを増しているように感じます。
善光寺にほど近い「門前商家 ちょっ蔵おいらい館」で、長野のイラストレーター、Manaさんの個展が始まりましたので行ってきました!
東町の交差点近く。移築保存された江戸時代の商家が、市立博物館付属施設となっており、入場無料で自由に見学できるように整備されています。
市民ギャラリーがあり、頻繁に催し物が開かれています。
7月3日(日)まで開催中の「Dream Mana展 蓮の見る夢」は、多目的室と市民ギャラリーで行われています。前回は2020年に額縁のタカハシで行い、ちょっ蔵おいらい館での個展は初めてだそう。
和室のある母屋と土蔵などからなる建物からなる施設。伺った個展初日はかなり暑い日でしたが、なかは風が通り抜け、クーラーなしでも涼しく感じるほど。街なか散策で疲れたときにちょっと一休みするにも最適です。
昨年から今年に描いたという約30点のイラストは、デジタルも部分的に活用しつつ、アクリル絵の具、コピックマーカー、色鉛筆などの手描きの味わいが感じられる柔らかなタッチです。龍やクジラ、蓮の花が多く描かれ、全体的に和な雰囲気。建物が醸し出す雰囲気ともよく合っています。
市民ギャラリーは施設内の奥にあります。
幻想的なイラストですが、頭の中に浮かんだイメージをそのまま絵にしているのだとか。普段は下描きをするそうですが、ときには下描きなしでいっきに描き上げることも。普段は別のお仕事をしており、イラストレーターとしての活動と二足の草鞋なんだそう。市立図書館の図書館まつりのポスターを手掛けているそうで、Manaさんのイラストを実は目にしたことがある方も多いかもしれません。
ちょっ蔵おいらい館では展示のみですが、東後町の信州ゆづた園(Instagram)内で、Manaさんのポストカードを販売しています。(在庫状況はタイミングにより異なります)
今は、「個展ができてほっとしている」というManaさん。今後はイラストの投稿や絵本を描くなど、活動を広げていきたいといいます。作品を見て、和室でくつろぎ、癒しの時間を過ごしていただけたらと思います!
【イベント情報】
Dream Mana展2 蓮の見る夢 ManaさんInstagram
期間:6月21日(火)~7月3日(日)
時間:9時~17時
場所:ちょっ蔵おいらい館(長野県長野市東町165-3)
休館日:月曜日・祝祭日の翌日
*入場無料
*展示室内は特別に許可をいただいて撮影しました。
*記事の内容は取材当時のものです。