人のせいにする子の5つの特徴【現役教師が解説!】
「宿題できなかったのは、妹が邪魔したからです」「遅刻したのは、友だちが待ち合わせに来なかったから」と、理由を人のせいにする子がいます。でも、ある日「本当は、自分でやればよかったな」とポツリ。その言葉に、素直に自分と向き合おうとする気持ちが見えました。
人のせいにしてしまう子どもたち。時として周りを困らせることもありますが、その行動の裏には「認めてもらいたい」「自信が持てない」という気持ちが隠れているんです。今日は、そんな子どもたちの心に寄り添いながら解説します。
人のせいにする子の5つの特徴
1. 自分を守ろうとする
「間違えたのは、教え方が悪かったから」と言い訳する子がいます。でも、その姿勢は自分への期待の裏返しかもしれません。
2. 責任を取るのが怖い
「私じゃない、〇〇くんがやったの」と、責任を取るのが怖いと思っているのも特徴です。その背景には、失敗への不安があるようです。
3. 自信が持てない
「できないのは、先生が難しい問題を出すから」と言っている子には、自分に自信がない場合もあります。その言葉の奥には、「本当はできるようになりたい」という思いがあるのです。
4. 周りの目を気にする
「みんなが見てるからできなかったの」という子は、周りの目を気にしています。でも、その繊細さは相手の気持ちへの配慮にもなり得ます。
5. 自己肯定感が低い
「どうせ私なんて...」と、自分を否定しがちな子もいます。自己肯定感が低い子です。その正直な気持ちは、成長への第一歩かもしれません。
まとめ
人のせいにする子どもたちについて解説しました。その行動は、時として周りとの関係を難しくすることもあります。でも、大切なのは「なぜそうせずにはいられないのか」という気持ちに寄り添うことです。
ちょこっとアドバイス
まずは、その子の言い分をしっかり聞いてあげましょう。否定から入ると、さらに防衛的になります。「では、どうすれば良かったと思う?」と、一緒に考える機会を作りましょう。小さなことでも自分で責任を取れたときは、その勇気をしっかり認めましょう。
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