【MLB】大谷翔平選手の“歓迎投稿”も話題に|韓国の25歳内野手、ドジャースと“3年20億円”で合意
本日1月4日、韓国のキム・ヘソン(金慧成/Kim HyeSeong)選手が、MLB(メジャーリーグベースボール)のロサンゼルス・ドジャースと3年1250万ドル(約184億ウォン/約19億6000万円/+2年は球団オプション)で契約に合意したことが伝えられました。
大谷翔平選手もMLBの投稿を引用するかたちで、インスタグラムのストーリーズに同事項をシェア。「ようこそ、友よ。(ファニョンハムニダ チングヤ)」と韓国語で歓迎する言葉をつづると、キム選手も大谷選手の投稿を引用し、「Thank you」と絵文字付きで返信しました。そのやり取りが野球ファンから注目を浴びています。
また韓国では、「大谷と同チーム」「大谷も歓迎」などと付けられた記事タイトルが躍っています。
■走攻守の3拍子そろったキム・ヘソン選手とは
1999年1月27日生まれの25歳。身長180cm、体重80kg。2017年、2次ドラフト1巡目でKBO(韓国プロ野球)キウム・ヒーローズに指名されプロへ。8シーズン通算で打率.304、37本塁打、386打点、211盗塁を記録しています。
2024年半ばに、大谷選手と同じアメリカ大手のエージェント会社CAA と契約し、メジャーリーグ挑戦を目指してポスティングを申請していました。
走(走塁)攻(打撃)守(守備)の3拍子そろった内野手なので、MLBでの活躍も期待したいですね。
■キム・ヘソン選手と大谷翔平選手の縁
インスタ投稿も話題になるなか、両選手は2023年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)で対戦しています。また、2024年3月に韓国ソウルにある高尺(コチョク)スカイドームにておこなわれた「MLBソウルシリーズ2024」前のエキシビションゲームでも、同じグラウンドでプレーしています。
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■MLBでプレーする現役韓国人選手
韓国人初のメジャーリーガーとしては、パク・チャンホ(朴贊浩)投手が有名です。彼は1994年~2010年までMLBでプレーしました。
その後も韓国人MLBプレイヤーが多く登場していますが、私(筆者)としては、リュ・ヒョンジン(柳賢振)投手(ドジャースなどに所属)やオ・スンファン(呉昇桓)投手(カージナルスなどに所属)、イ・デホ(李大浩)内野手(マリナーズに所属)が強く印象に残っています。
現役選手では、マイナーリーグに所属する選手と韓国系の選手を除いて2名がプレーしています。サンディエゴ・パドレスからFAとなっているキム・ハソン(金河成)内野手とサンフランシスコ・ジャイアンツのイ・ジョンフ(李政厚)外野手です。イ・ジョンフ選手は、父親が日本の中日ドラゴンズでプレーしていたこともあり、彼自身も日本生まれで、日本の野球ファンからも高い人気を誇っています。
※記事の内容は2025年1月4日時点の情報です
大谷選手や山本由伸選手などアジア人選手同士で交流する姿を見るのも、個人的には楽しみです!
“韓国歴” 30年以上の翻訳者兼ライターです。
長年の翻訳・取材経験などを生かし、さまざまな視点から韓国の記事を執筆中!
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