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お正月料理も堪能したし、残りの休日は何食べよう?|ちくわぶ&ゆで卵入りの「プデチゲ」を作ってみた!

西嶋広美翻訳者(韓国語)/フリーライター
煮込み中の「プデチゲ」(筆者撮影)

2025年、新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いいたします。
また、新年早々、記事をタップ/クリックしていただきありがとうございます。

皆さま、三が日(さんがにち)はいかがお過ごしでしょうか。年末から9連休という方も多いと聞きました。おせち料理やお雑煮を堪能し、残りの休日、何を食べようかと悩んでいる方もいるのではないでしょうか。

寒い時期でもありますし、「プデチゲ」はいかがですか。冷蔵庫に残っている野菜などで意外と簡単に調理できます。私(筆者)の自己流レシピにはなりますが、“味変(あじへん)”のひとつという意味でも、ぜひ、参考にしてみてください。

■自己流レシピのポイント

「プデチゲ」の材料(筆者撮影)
「プデチゲ」の材料(筆者撮影)

「ちくわぶ」と「ゆで卵」を入れる
「おでん?」と思われそうですが、私は日本の鍋料理にも入れることが多いです。

また、今回はトック(韓国のお餅。トッポキをイメージしてください)を使っていますが、お雑煮の余ったお餅でOK! そして、ねぎは旬の新戒ねぎ(深谷ねぎの一種)を使用しています。

【材料】(3~4人分)
白菜キムチ-1~2パック(お好みの量)
ねぎ(orニラ)-1本
大根-適量
えのき-1/4株
焼き豆腐-1丁
ソーセージ-4本
厚切りハム-2枚
インスタントラーメン-1袋
溶けるチーズ-2枚
餅(トック)-1袋
ちくわぶ-1本
ゆで卵-人数分

「プデチゲ」の材料(筆者撮影)
「プデチゲ」の材料(筆者撮影)

【合わせ調味料】
みそ-大さじ2
酒-大さじ2
にんにく(チューブ)-少量
だし(粉末)-適量

※ここにコチュジャンも入るのですが、キムチやみそもあるので、今回は加えません。

キムチを炒めているところ(筆者撮影)
キムチを炒めているところ(筆者撮影)

【作り方】
1)材料を食べやすい大きさに切る。なるべく大きさをそろえる。
2)鍋にごま油を入れ、中火でキムチを炒める。少し炒めたら、【合わせ調味料】と水(鍋の大きさに合わせた量)を加えて煮立たせる。
3)残りの材料を鍋のふちに並べて、ラーメンを真ん中に投入。

※ラーメンとソーセージがメインなので、それを目立たせるようにします。

注)塩分を気にされている方は、なるべくお控えください。

ラーメンを真ん中に入れるのがポイント(筆者撮影)
ラーメンを真ん中に入れるのがポイント(筆者撮影)

■そもそも「プデチゲ」とは

「プデチゲ」(筆者撮影)
「プデチゲ」(筆者撮影)

キムチチゲやスンドゥブチゲはよく聞くけれど、「プデチゲって何?」と思われる方もいると思います。

「プデチゲ」は韓国では専門店があるほど、大衆的なチゲの一種です。肉、野菜、豆腐、ソーセージ(またはスパムやベーコン)、インスタントラーメンといった保存食を辛味のスープで煮込んだ鍋料理です。「プデチゲ」の「プデ」は韓国語で「部隊」のことで、「軍隊」を意味します。朝鮮戦争以降、米軍から伝わったスパムやソーセージをキムチチゲに入れたのが始まりといわれています。

ソーセージなどから出る香ばしい味がキムチ特有の風味とマッチし、日本人にも大変人気のある韓国料理です。

残りの連休も温かいものをたくさん食べてお過ごしください。

“韓国歴” 30年以上の翻訳者兼ライターです。
長年の翻訳・取材経験などを生かし、さまざまな視点から韓国の記事を執筆中!
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翻訳者(韓国語)/フリーライター

小学生の頃から韓国が大好き!“韓国歴”は30年以上。神田外語大学韓国語学科卒(在学中「韓国外国語大学校」に交換留学)。大学卒業後は約18年間に渡り、韓流ポータルサイトのニュース記事(芸能・政治・経済・社会・スポーツ・北朝鮮)翻訳&コンテンツ企画業務に従事。インタビューや取材記事なども多数執筆。現在はフリーランスの翻訳者&執筆家(writer)として活動しています。

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