亭主関白な夫の性格(気質、生まれつき性格、先天的性格)について、心理カウンセラーが考察します。
医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「亭主関白な夫の性格」というテーマでお話したいと思います。
はじめに…、亭主関白とは、亭主が関白のようであるという意味です。
亭主とは、夫のことであり、よって、亭主関白とは、夫が関白のように家庭内で威張っていて、家庭を支配している状態を指します。
続いて、亭主関白の逆は、かかぁ天下と言います。かかぁ天下とは、奥さんが家庭内で威張っていて、家庭を支配している状態を指します。
亭主関白になる男性の生まれつき性格は、ほとんどお父さんタイプかお母さんタイプです。おじいさんタイプやおばあさんタイプは、お父さんタイプやお母さんタイプと同じく大人タイプなのですが、この二人は、威張ることが少ないので、亭主関白にはなりにくいと思います。
また、子どもタイプで言えば、お父さんよりの長男タイプは、亭主関白になることもありますが、長女タイプや二男タイプや二女タイプや末っ子タイプは、亭主関白になることは、比較的少ないです。何故なら、子どもタイプは、パワー欲求が小さく、人を従えたいという欲望が少ないからです。
先ほど私は、「亭主関白になる男性は、お父さんタイプかお母さんタイプが多い」と言いました。よって、「自分のことをグイグイ引っ張っていってくれるご主人を持ちたい」とおっしゃる女性は、お父さんタイプかお母さんタイプの男性を伴侶に選べばいいし、「自分のことをグイグイ引っ張っていくような男性は嫌」とおっしゃる方は、お父さんタイプやお母さんタイプの男性を伴侶に持つのは避けたほうがいいかと思います。
次に、「亭主関白の夫とモラハラ夫の違いは何か?」と訊かれることがあるので、ここでお答えしますが、両者は似ているようで全く違います。亭主関白の夫は、威張ってはいますが、責任感があり面倒見も良く、奥さんや家族を幸せにすることが多いです。けれど、モラハラ夫は、奥さんを攻撃することに快感を覚えるような人なので、一緒にいると不幸になってしまうことが多いです。よって、同じ威張っているでも両者は全然違います。
ここで亭主関白の特徴をお話したいと思います。
1.態度がでかい。
2.基本、家事や育児は奥さん任せ。
ときどき、家事や育児を熱心にやってくれる亭主関白の男性もいますが、そういう男性は、奥さんには自分のやることに対し、口出しはさせません。
3.「ありがとう」等という感謝の言葉を口に出すことが少ない。
4.いつも自分が正しいと思っている。
5.自分の父親も亭主関白だった。
等々です。
次に、亭主関白な男性と相性のいい女性の特徴をお話したいと思います。
1.決断力が弱く、自分を引っ張っていってくれる男性が好き。
2.男性に尽くすのが好き。
3.適当に男性の話を聞き流すのが得意。
等々です。
最後に、繰り返しになりますが、
亭主関白は、生まれつき性格によるところが大きいので、なかなか直るものではありません。よって、亭主関白になる男性は、亭主関白を求める女性と結婚すればいいし、亭主関白を求める女性は、亭主関白になりやすい男性を選ぶと良いと思います。
間違っても、亭主関白を求める女性は、子どもタイプの男性とは結婚しないことです。そして、亭主関白を求めない女性は、お父さんタイプやお母さんタイプの男性と結婚しないことです。
以上です。
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というわけで、今日は、「亭主関白な夫の性格」というテーマで、お話させていただきました。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。