【食中毒にも…】炊飯器の「保温」は何時間まで?ご飯が黄色くならない!目安時間とは?
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さん、朝食は「お米」と「パン」どっち派ですか?
自分は昔、生粋の「パン愛好家」でしたが、最近はお米派になりつつあります。もし、この記事を読んでいるあなたが生粋の「お米派」なら今回の内容は絶対に見逃せません!!!
「美味しいお米」を食べるのに欠かせないアイテムといえば何でしょうか?答えは…「炊飯器」では無いでしょうか?
そう、今回は炊飯器にまつわるお話です。
本題に入る前に次の質問にお答えください!
夕飯に炊いたお米をそのまま保温し、朝に食べても良いのか?
これは自炊をする方なら、きっと1度は考えた事があるのでしょうか?
回答は…基本食べない方が良い!
基本食べない方が良いというのは、食べても良い場合があるという事です。具体的にどういった場合なのか?それは…保温に優れた炊飯器なら食べてもOK!
最近販売されている炊飯器の中に「保温機能」に特化した高機能な炊飯器も存在します。例えば、中の空気を抜きお米の酸化を防ぐ真空保温
の機能が搭載されていたり、数時間おきにスチームを送り込んでお米の乾燥を防ぐ機能が搭載されている炊飯器が存在します。こういった炊飯器なら、食べても良いでしょう。
しかし、ほとんどの炊飯器はこういった機能がありませんので食べない方が良いです。
実は、一般的な炊飯器には「保温時間の目安」というのがあり、
約5〜6時間までとされています。
それ以上保温すると、お米が黄色く変色してしまい、最悪「食中毒」になる可能性もあります。
皆さんもお米が黄色く変色した経験、1度はあるのでは?
このお米が黄色くなる現象は「メイラード反応」によるものです。
【メイラード反応】
お米に含まれる「アミノ酸」が「糖」と化学反応を起こし、「メラノイジン」という褐色の色素が現れ、結果的にお米が変色するのです。また、温度が高ければ高いほど起こりやすいのも特徴の1つです。
黄色く変色したお米は美味しさがダウンしているのは事実です。しかし、食べれないという訳ではありません!
食べるか?食べないか?の判断をするのに大事なのは、色でなく「匂い」です。『酸っぱい匂いがする』『いつもと匂いが違う』と少しでも感じたら、捨てて下さい!
今回のまとめ
★一般的な炊飯器の「保温時間」の目安は,5〜6時間
★お米が黄色くなるのは「メイラード反応」によるもの。
★黄色く変色したお米は「匂い」を嗅いで食べるかを判断する。
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