ハズレのぶどうを買わない選び方!たった3つのコツを八百屋が伝授
八百屋歴10年の青髪のテツです。
6月も終わりが近づいてきて、桃やぶどうやプラムなど夏の果物が果物売り場に並び始めていますね。
「でも果物って値段も安くないし、当たり外れが多くてなかなか手が出せない」という方も多いのではないでしょうか。
値段はどうすることもできませんが、ハズレをひかないための方法なら提案できそうです。
そこで今回は「ハズレのぶどうを選ばないための方法」と「ぶどうの保存法」について紹介していきます。
ぶどうの選び方
ぶどうを選ぶときたった3つのコツを押さえておけば、ほぼハズレを引くことがなくなります。
そのコツとは...
・軸が緑色
・脱流していない
・皮にハリがある
1つずつ簡単に説明していきます。
ぶどうの選び方①軸が緑色
ぶどうを選ぶときは、最初に軸の色を確認しましょう。
私たち八百屋もぶどうの鮮度をチェックするときは、まず軸の色をみます。
鮮度の良いぶどうは軸が緑色をしていますが、鮮度が落ちてくると茶色くかれて徐々に黒ずんでいきます。
軸が緑色のぶどうは鮮度が抜群というわけです。
ぶどうの選び方②脱流していない
次にぶどうが脱流していないかをチェックしましょう。
脱流というのは、ぶどうの粒が軸から外れてしまうことをいいます。
その年の気候次第で脱流しやすくなる年もあるという例外もありますが、基本的には鮮度が落ちてくるとぶどうは脱流していくんです。
ぶどうの粒が軸にしっかりくっついているぶどうを選びましょう。
ぶどうの選び方③皮にハリがある
最後にぶどうの皮の状態に注目しましょう。
ぶどうは鮮度が落ちてくると、皮のハリがなくなり、しわがでてきます。
そのようなぶどうは選ばない方が良いでしょう。
また、ぶどうの皮にはブルームと呼ばれる白い粉がついている場合があります。
これは農薬ではなく、ぶどう自身から出てくる天然成分で鮮度が良いぶどうの証なので、そういったぶどうを見かけたら心の中でガッツポーズをしてカゴの中に入れましょう。
ぶどうの保存方法
ぶどうって1房全部食べ切るのはなかなかしんどいですよね。
鮮度劣化も早いので、早めに食べ切らないと...と焦るようになると、次回買うのもためらっちゃいますよね。
そんな方は、食べきれなかったぶどうを冷凍してしまう方法がおすすめです。
「ぶどうを1ヶ月長持ちさせる冷凍保存方法」という記事を別で書いているので、気になる方はそちらも読んでみてくださいね。
ぶどうの選び方まとめ
今回はぶどうの選び方を紹介しました。
今回紹介したぶどうの選び方を使って、この夏たくさんぶどうを食べて頂けると嬉しいです。
また、最近はぶどうの品種も増えてきて、どのぶどうがおいしいのかよくわからないという方も多いのではないでしょうか。
そんな方のために、僕一押しのぶどうである「ナガノパープルを紹介した記事」も書いているので、気になる方はそちらも読んでいってください。