保育園が盆休みの登園予定を何度も聞いてくる理由「単に予定を組みたいだけ」
現役の保育士(幼保英検1級)です。
7月中旬になると保育園の先生からお盆休みの登園予定について聞かれることもあるでしょう。
「お盆休みは登園しますか」と何度も聞かれると、保育園に来てはいけないような”圧”を感じてしまうかもしれません。
この場合、登園してほしくないのではなく、先生たちは単純にお盆期間中の予定を組みたいだけで聞いています。
保育園の先生がお盆休みの予定を確認する理由について紹介します。
保育園にお盆休みはあるか
幼稚園が文部科学省所管の学校教育施設であるのに対し、保育園は厚生労働省所管の児童福祉施設です。
このため、そもそも保育園には、お盆休みといったまとまった夏季休暇はありません。
保育園はお盆休みがないということは、そこで働く職員にもお盆休みがないことになります。
先生が盆休みの登園を確認する理由
給食数を把握したい
お盆休みの期間は登園児が減るため、食材の発注も園児数に合わせて発注したいと思っています。
食材が余ってしまってはもったいないですから。
このため事前に登園見込みの子どもの数を把握しておきたいのですね。
職員が夏季休暇を取れるか決めたい
夏季休暇のない保育園の先生たち。
ただ、先生たちも家族があり、他の仕事の方と同じように帰省や旅行などを計画したいと思っています。
登園児が普段の1/2になるのであれば、担任が2人以上いるクラスなら、担任のうち一人は休むことができます。
3歳児以上で1人担任のクラスであれば、2クラスを合同にして2人のうち1人が休むこともあります。
まとめ
保育園の先生がお盆休みの予定を確認する理由について紹介してきました。
先生たちは、予定を組みたいと思って聞いているだけで「休んでほしい」と言っているわけではないので安心してくださいね。
一度連絡してしまった日程が変更になっても大丈夫です。
その際は、変更した時点で保育園に一報を入れると保育士たちは助かります。
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