Yahoo!ニュース

【河内長野市】大相撲河内長野場所チケット本日販売開始!さらに70回目の河内長野市文化祭が始まりました

奥河内から情報発信奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

SNS上でも情報が出ていますが、12月15日に河内長野で大相撲の冬巡業「大相撲河内長野場所(外部リンク)」が行われます。そして待ちに待ったチケットの販売が、本日10月20日10:00から開始されるとのこと。チケットの種類と料金は以下の通りになっており、スタンド席の場合はアリーナ内には入れないそうです。

<アリーナ内>

タマリS席 16,500円(1名分/河内長野場所記念座布団付き)

タマリA席 15,000円(1名分/河内長野場所記念座布団付き)

ペアマス席 27,000円(2名分/巡業座布団付き)

アリーナイスS席 11,500円(1名分)

アリーナ車イス席 27,000円(2名分/敷地内駐車場付き※大相撲巡業チケット事務局でのみ販売)


<スタンド席>

スタンドイスA席 7,000円(1名分)

スタンドイスB席 5,000円(1名分)

こちらがそのチラシです。チケットは、チケットぴあ、ローソンチケット、e+(イープラス)、大相撲巡業チケット事務局で取り扱っています。また11月2日と3日は、特別電話受付を実施するとのこと。なお日時や開催場所、主催者などの興行概要については以下の通りです。

日時:令和6年12月15日(日) 開場9:00 打ち出し(終了)15:00 予定

場所:河内長野市立市民総合体育館(大阪府河内長野市大師町25-1)

主催:大相撲河内長野場所実行委員会

後援:河内長野市、河内長野市教育委員会

協力:河内長野SSKクリーン工房 共同事業体 

なお相撲巡業はとても人気があり、情報によれば河内長野場所の前日開催を予定している吹田場所はすでに完売とのこと。河内長野場所もチケットが売り切れるのは時間の問題と考えられますので、興味のある方はお急ぎください。

相撲はスポーツの一種ですが、それ以上に国技ともいわれ、日本の伝統文化・芸能という側面があります。文化つながりでいえば、河内長野では昨日19日から河内長野市文化祭が始まりました。

河内長野市は、文化的関心という視点から見ても、とても素晴らしい自治体だと思います。例えば画像の作品は、河内長野に在住していた人間国宝の方の作品です。

残念ながら今年の4月9日に96歳の生涯を閉じた秋山信子さんがその人。

そして絵画活動も盛んで、以前、市民交流センター(キックス)で行われていた絵画展を訪問した時、展示されている絵画のレベルの高さに驚いたものでした。

たまたまこちらの絵を描いた方がいらっしゃったのでお話を伺えば「いろんな馬のシーンを描きたくなったがどうしたものか」と悩んだ結果、アドバイスを受けてすべて一枚の絵に収めたとのこと。ひとつひとつの馬も写実的ですが、こんなにいろんなシーンがあれば鑑賞者の立場から見てもインパクト大ですね。

絵だけでなく素敵な写真も飾られていました。そういえば64回目になる奥河内観光写真コンクール(外部リンク)が、12月4日まで募集中です。

また、夏休みには子ども向けの文化体験の教室が行われていました。

こちらは美術教室です。

上手な絵を描くのではなく楽しく描こうという企画で、子どもたちに線を描くことを学ばせています。2次元の面(絵)ではなく、1次元の線を描かせるというのがなかなか面白いですし、まずは描く楽しさを知ってもらおうということなんですね。

絵画だけではありません。例えばこちらの教室ですが

民謡教室です。このように子育てにやさしい河内長野では文化的な体験も気軽にできるという素晴らしい土壌があります。

そして、記念すべき70回を迎え、昨日から河内長野市文化祭がラブリーホールで行われています。初日の昨日朝9:15からオープニングイベントがあるという情報をキャッチした私はさっそくラブリーホールに足を運びました。

ところが私は不覚にも少し出遅れてしまったため、すでに、オープニングセレモニーが始まっていました。

ちょうど西野市長のあいさつのタイミングに間に合いました。市長は市長室で執務中に美術協会の方に飾っていただいた絵を見ることで気持ちが落ち着くとのことで、文化の大切さの話をされていました。

河内長野市文化振興財団の柴理梨亜理事長からのあいさつです。柴理事長と言えば、私個人としては河内長野市国際交流協会会長の印象が強いですが、この日は河内長野市文化振興財団(外部リンク)理事長としてのあいさつでした。

文化祭開会のテープカットが行われ、この後は河内長野市文化連盟に所属している各分野の団体の代表が、自分たちの団体の特徴や文化祭で作品や演舞を公開する日程についての紹介がありました。

興味深いのは、伝統芸能の分野に子どもの参加者が新たに増えたこと。夏休みの子ども向けの体験会が功を奏したようです。

これは金曜日に小山田の住吉神社で行われた伊勢大神楽ですが、今年は若い人が中心となって行われていました。素晴らしい芸に魅了されて今年入った若者もいるとのこと。ようするに子どもに素晴らしい作品を知る機会、体験するきっかけが大事なんでしょう。

そして最後に関係者の皆さんで記念撮影が行われました。

河内長野市文化祭の本日20日以降のスケジュールを確認しましょう。一部を除き原則として無料で自由に鑑賞できるとのこと。

  • 切手展(大ホール・ホワイエ)20日・10:00~16:00
  • 書法篆刻展(ギャラリー)20日・10:00~16:00
  • 箏・三絃・尺八演奏会(大ホール)20日・13:00~
  • 太鼓大会(小ホール)20日・13:30~
  • 書展(ギャラリー)26・27日10:00~17:00(27日は16:00まで)
  • 川柳展(大ホール・ホワイエ)26・27日10:00~17:00(27日は16:00まで)
  • ワールドダンス(大ホール)26日13:00~
  • 民謡大会(小ホール)26日10:00~
  • 合同舞踊会(日舞・新舞踊)(大ホール)27日11:30~
  • 吟詠大会(小ホール)27日10:00~
  • 謡曲大会(小ホール)29日10:00~
  • 美術展(ギャラリー)1・2日10:00~17:00(2日は16:00まで)
  • フラワーデザイン展(大ホール・ホワイエ)3・4日10:00~17:00(4日は16:00まで)
  • 造花展(小ホール・ホワイエ)3・4日10:00~17:00(4日は16:00まで)
  • 書展(小ホール)3・4日10:00~17:00(4日は16:00まで)
  • 茶会(小ホール・和室)3日10:00~15:00

また11月3日と4日は、第70回を記念した特別企画「輝け!文化の風」があります。

  • 舞台(大ホール):11月4日13:00~ 和洋静動ライブ ~中世から未来へ~
  • 文化連盟活動の歴史(ギャラリー):11月3・4日10:00~17:00(4日は16:00まで)

時間と興味があれば、ぜひラブリーホールに足を運びましょう。

余談ですが、河内長野市文化祭は主に大人向けですが、ラブリーホールは子ども向けのイベントも積極的に行われています。たとえば10月14日スポーツの日に、子ども向けのイベント「ラブリーハローウィーン」が行われていました。

ハロウィンと言えば、繁華街で大人が仮装して暴れまわるという悪い印象もついてしまいましたが、河内長野のハロウィンはアメリカのお祭りそのものが持ち込まれていて、子どもが楽しむイベントになっています。

イベントを拝見して感じたのは、やはり「河内長野は子育てにやさしい町なんだ」という認識です。そして昨日から始まった河内長野市文化祭もあり、河内長野は子どもから大人まで文化的に楽しめるのが素敵ですね。加えて今年の12月には冒頭に書いた通り相撲巡業「河内長野場所」もあります。河内長野がますます文化的に楽しめるような町であってほしいと思いました。

ラブリーホール

住所:大阪府河内長野市西代町12-46

TEL:0721-56-6100

アクセス:南海・近鉄河内長野駅から徒歩8分

---------------------------------

奥河内から情報発信のおすすめ記事がLINEに届きます!

奥河内地域に住んでいる人たちに役立つ情報を毎週水曜日の10:00にお届けします。

ぜひご登録ください!

<友だち追加の方法>

■下記URLをクリックして友だち登録してください

LINEアカウントメディア(外部リンク)

※本リンクはYahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています

---------------------------------

※記事へのご感想等ございましたら、プロフィール欄にSNSへのリンクがありますのでそちらからお願いします。

奥河内地域文筆家(河内長野市・富田林市)

河内長野市の別名「奥河内」は、周囲を山に囲まれ3種類の日本遺産に登録されるほど、歴史文化的スポットがたくさんある地域です。それに加えて、都心である大阪市中心部に乗り換えなしで行ける複数の大手私鉄(南海・近鉄)と直結していることから、新興住宅団地が多数造成されており、地元にはおしゃれな名店や評判の良い店なども数多くあります。そして隣接する富田林市もまた、歴史文化が色濃く残る地域。また南河内地区の中核都市として、行政系施設が集まっています。これを機会に、奥河内(一部南河内含む)地域に住んでいる人たちのお役に立つ情報を提供していければと考えています。どうぞよろしくお願いします。

奥河内から情報発信の最近の記事