9割の人が言ってる【子育てNGワード】今すぐ変えられる言い換え言葉で、子どもがグン!と伸びる!
私たち親が何気なく使っている言葉が、子どもの発達や心に悪影響を与えていることがあります!
今回は、そのNGワードがなぜ子どもにとって良くないのかを解説します!また自分自身がそのNGワードを言っていないかチェックしてみてください!
大丈夫!合わせてNGワードの言い換え言葉もお伝えするので、今日から言葉がけを変えていけますよ!それでは、さっそくチェックしていきましょう!
▷子育てで言ってしまいがちなNGワード!NG理由とその言い換え方法
①「早くして!」
子育てでは、子どもに急いでほしい場面がたくさんあります。そんなときについ言ってしまいがちなのが、この言葉です。
しかしこの言葉を日常で言われ続けると、”早く終わらせることを優先するようになる”ため、子どもの探求心の成長の妨げになってしまったり、子ども自身余裕がなくなってしまいやすくなります。
では、どう言い換えたらいいのでしょうか?
まずは「早くして」ではなく、具体的な時間や回数を示してあげましょう!例えば、
・「長い針が6になるまでに終わろうね」
・「あと3回やったらおわりにしよう」
その他にも、比べる対象を示すことで急いでくれることがあります。
・「ママが洗濯干し終わるまでに終われるかな」
・「砂時計が全部落ちるまでにやろう!」
「早くして」は子どもにとって曖昧な言葉なので、伝わっていないことがほとんどです。
なのに私たちは「なんで急いでくれないの!」「まだ終わらないの!」と、それに対してイライラしてしまいがちです。
「早くして」は、親にとっても子どもにとってもいい言葉ではないということです。
②「できる?」
よかれと思ってこの言葉を使っている人は、多いのではないでしょうか?私もその1人でした!
でも実はこの言葉、子どもに「あなたにはできないと思うけど、大丈夫?」という無意識なメッセージを送ってしまってるんです!!
危険でない限り、子どもには失敗する経験をたくさんさせることが大切です。ですから、「失敗するかも…」と思っていても、基本口出しはしないが正解です!
もしどうしても心配な時には、「できる?」ではなく「手伝うことがあったら言ってね」と言葉をかけましょう!
この言葉なら、子どもはギリギリまで自分の力でチャレンジしようと思え、実際困った時には声をかけてくれます!
③「〇〇しなさい!」
何度言っても聞かなときには、この言葉を言ってしまいがちです。子どもに対して【命令口調】になる声かけです。命令口調は、子どもを強制的に動かしているだけ。子ども自身も” 怒られるから ” ” 怖いから ” 言うことを聞くので、実際のところしつけには全くなっていないんです。
子どもが言うことを聞いて、なおかつそれがしつけとして身に付くのは、自発的に行動したときです。つまり自発的に気づくことができ、行動できる言葉に言い換えればいいんです!それが
「〇〇はいつする予定(つもり)?」
という声かけです。
この伝え方は、子どもにしなければいけないことを気づかせると同時に、自分でいつやるのか決めさせることができます。口調も柔らかくなりますよね!
④「おばけが来るよ」
これ子どもが小さいときに、私もよく使ってました。しかし、この言葉を言われ続けた子は、将来犯罪を犯す確率が高くなるという研究結果があるんです。
なぜかというと、実際には起こらないことで注意を続けられると、そのうち子どもは「ほんとは起こらない」ということに気が付きます。そこから「バレなければ何をしても(言っても)いい」という誤った学習をしてしまうんです。
「バレなければ」という心理が、犯罪に手を出しやすくしてしまうということです。
「おばけがくるよ」は立派な脅し言葉です。子どもを脅して言うことを聞かせるのではなく、ここはママやパパの気持ちを伝えるようにしてみませんか?
・「早く寝てくれないと、ママ困っちゃうよ」
・「言ったこと聞いてくれないから、パパ悲しい」
そしてどうしたらいいかを、わが子自身に聞いてみるのもひとつの手です!
・「歯磨きしてほしいんだけど、どうしたらいい?」
困っていることを素直に伝えると、意外と子どものほうからいい方法を提案してくれることもあります!
⑤「えらいね!」
「えらいね」「すごいね」など、子どもが喜んでくれるこの褒め言葉も実はNGワードです。
結果や人格を褒められ続けると、褒められ依存になりやすいと言われています。また、結果がだめだったときに自分を悲観的に見るようになり、自己肯定感の低い子になりやすいとも言われています。
では、どのように褒めてあげたらいいのか…
それは【過程を褒めること】と、【ママパパの気持ちを伝えること】です!
・「ここの色ぬるの大変だった?時間をかけてぬれたね」
・「手伝ってくれてママ助かった!ありがとう」
といった感じです。
過程を褒められると、失敗したとしても自分の頑張った姿を認められるようになり、自己肯定感の高い子に育ちます。
また、ママパパが喜んでくれる気持ちが伝わると、自分が人の役に立っていると思える自己有用感も育むことができます!
▷まとめ
全部言ってる…と思った方も多いのではないでしょうか?実際私は全部言ってました(汗)
しかし、大事なのはそれに気が付いてからです!
子どもの脳は6歳までにその90%が完成すると言われています。6歳までに一番多く関わっている私たち親の言葉の影響力はものすごいのです!
この記事が、あなたの子育ての声かけを変えるきっかけになってくれたら嬉しいです!いきなり変えることは難しいですから、まずは少しずつ意識することから始めていきましょう!
そのほかにも子育てに役立つ情報を投稿しています!
最後までお読みいただきありがとうございました。