簡単!夏におすすめの植物が3日で発根、3週間で1ポットが2ポットに【実践:増えて楽しい園芸】
梅雨明けも秒読み。梅雨の間、育てている植物より、増えて伸びた雑草が恨めしくも思えます。雨で外に出られない間に、夏の暑さに強くてグングン育つ植物を増やしました。手間ナシ、お金もかからない、増えて楽しい【園芸ゴト】を紹介します。
まずは試しに透明容器で確認
お弁当に使うような透明のカップの底に穴を開けて、日向土の細粒(軽石)にカットした茎を差し込んでいます。発根を確認できるようにカップの側面に挿しました。上の画像では6日後の結果をご覧いただけますが、早いものは3日目に小さな根を確認することが出来ました。
気遣い不要⁈切って挿すだけ
増やした植物は『暑さ乾燥に強い』ポーチュラカです。葉が肉厚で、水やりの回数も減らせる上に、日が当たる所が好きで高温でもグングン育ちます。
伸びた茎を切り、土に挿す部分の葉は取り除きます。挿す土は普通の土でも、鹿沼土でも大丈夫です。植物の挿し芽をする時は土が乾かないようにしますが、今回はそこまで神経質にならなくても大丈夫です。ただし、挿したポットは直射日光が当たらない所に置きます。
透明カップで根が出たポーチュラカを植え替えます。下の画像で①(透明カップで根出ししたもの)を土に挿し込み、同時に元のポットで伸びた茎もカットして、今度はそのまま一緒に挿しました。この時点で既に1ポットが2ポットになっていますが、もう少し続けます。
まだ根がない、挿したばかりの茎もあるので直射日光は避けて置きます。6日後、カットして挿した茎を上から軽く引いてみると抜けなかったので、根が出ていると判断して地植えすることにしました。ポットから出してみるとご覧の通り、上の画像では短かった根もしっかり底まで伸びています。液体肥料は与えていません。
気温は25度程度で曇りや雨が続く一週間でしたが、地植えしてからも成長を止めることなく育っています。夏の間のグランドカバーとして空いたスペースに植えています。
一方、購入したポットの方は乾燥しがちなハンギングに利用しました。土が少なく、暑くなってきて水切れで枯らしてしまった植物の後に植えました。
今回の実験、植物を増やす楽しみがとても簡単に味わえました。透明カップでやってみると根が出たかな?伸びたかな?と確認するのも楽しくなります。ポーチュラカはグランドカバーにもなりますので、夏の雑草対策として増やして植えてみてはいかがですか?この後も、伸びた茎をチョキチョキして増やしていきます。