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【横浜市南区】隠れ家カフェ探訪でクマが主役のケーキプレートに出会った。

ミオ横浜市地域ライター(横浜市)

駅からちょっと歩いた先、えっこんなところに?!というロケーションにひっそり佇む隠れ家カフェをご紹介します。

阪東橋の隠れ家カフェ CAFE シトカ

今回ご紹介するのは、横浜市営地下鉄ブルーライン阪東橋から約14分歩いたところにある「CAFE シトカ」。

住宅街のさらに奥地にあり、漂う秘境感がたまりません。

ひょっこり猫が出てきそうな細い路地。

でも、出会ったのは猫ではなく…

可愛いクマでした。

通りにあるお米屋さん「伊藤米店」が使われていた家屋を一部改装し、2019年にオープンされたこちらのお店。

米蔵だった建物は離れの客室に、母屋はメインのカフェとして営業されています。

離れの「KURA」
離れの「KURA」

こちらはメイン家屋の内観
こちらはメイン家屋の内観

元々の材質を生かした屋根や窓枠のノスタルジックな雰囲気が、エモい。そこにドライフラワーの飾りや可憐な生花が掛け合わせられ、レトロの中にも瑞々しさが光る素敵な空間がありました。

メニューはこちら。

オーダーしたのは、春のケーキプレート(税込900円)です。

シフォンケーキとチーズケーキの間に、くまがひょっこり隠れんぼしています。

いちごがトッピングされた「カモミールシフォンのアイスサンド」。米粉のシフォンは、伊藤米店の自家製米粉と北海道産小麦粉をブレンドして焼き上げられているそうです。

煮詰めたいちごを生地に混ぜ込んだ、ほんのりピンク色の「いちごのチーズケーキ」。

最後まで残したくなる「クマクッキー」。シナモンやジンジャーなどのスパイスがほのかに香るクッキーはアイスコーヒーにもぴったり。

自家焙煎のコーヒー 500円(税込み)
自家焙煎のコーヒー 500円(税込み)

駅からちょうど良いお散歩になったもんで、冷たいアイスコーヒーがより美味しく感じられました。

春の陽だまりのような心地よい音楽に包まれて、素敵な時間を過ごさせていただきました。

ご馳走様でした。

また、ケーキプレートは2ヶ月ごとに内容が変わるそうで、春のケーキプレートは4月までの提供とのことです。いちご好きな方は是非お早めに...!

シトカとクマの関係

店名の「シトカ」という不思議な響きが気になって、お店の方に尋ねてみたところ、南東アラスカの小さな街の名前だと教えていただきました。

カフェのオーナーが愛読していた、アラスカの写真を撮り続けた星野道夫氏のエッセイ集「旅をする木」 (文春文庫)。こちらに「シトカ」という一つの章が登場するのだそう。

シトカ、神秘的な響き…。

なるほど、だからアラスカにちなんで、看板やケーキプレートにまで色んなところクマさんが居るのですね!

お店に辿り着くまでもわくわくするような「CAFE シトカ」。

そこには、美味しいスイーツとコーヒーとアラスカのクマが居ました。

CAFE シトカ
住所:神奈川県横浜市南区八幡町36
営業時間:土・日・月 13:00-17:00
定休日:火曜~金曜日
公式Instagramはこちら

横浜市地域ライター(横浜市)

グルメや季節の移ろいを通して横浜市の魅力をお届けします。カフェ、喫茶店、そしてナポリタンが好き。本当におすすめしたいお店だけを紹介しています! 地域情報サイト「ロコっちセンター南」編集長/日本ナポリタン学会会員

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