U-20ドイツとのテストマッチで、ヤングなでしこが得た自信と課題とは(監督・選手コメント)
【勝利の中で見えた収穫と課題】
U-20女子ワールドカップを3ヶ月後に控え、ドイツで強化合宿中のU-20日本女子代表は12日、U-20ドイツ女子代表とテストマッチを行い、1-0の勝利を飾った。
この年代で世界トップの実力を誇る強豪・ドイツ相手に内容の伴った勝利で自信を得た反面、試合の中で見えた課題もあった。
守備面では、無失点という結果以上に、ドイツのパワーとスピードを前線からのプレッシャーで押し返し、怖さを半減させたことが大きかった。また、ロングボールに対してはDFの4人が完璧に近いラインコントロールを保ち、蹴られてもオフサイドの網にかけることができた。相手FWへのくさびのボールに対しては、前線の選手がしっかりとコースを限定した上で、センターバックの乗松と市瀬がいち早く予測して、相手より先に身体を入れてインターセプトする場面が何度か見られた。
攻撃面では、中盤で相手のプレッシャーを逆手に取り、左サイドをきれいに崩して前半のうちに1点目を取れたのは良かった。だが、押し込みながらも最終局面でパスミスがあったり、シュートの精度を欠いた。攻撃に人数をかけているところでパスミスから奪われるなど、危険な失い方をした場面も何度かあったが、攻守の切り換えが速く、しっかりと相手の攻撃を遅らせる対応ができていたことで致命的なピンチにはほとんど至らなかった。
強豪相手に素晴らしい対応をしつつ、自分たちの良さも発揮したヤングなでしこ。攻撃時には必ずシュートで終わることで、相手のカウンター攻撃のリスクを減らすことができるし、フィニッシュの精度を高めることで得点力が増し、さらに優位に試合を進めることができるはず。それは、強力な攻撃力を持ち味とするこのチームがこだわってきた部分でもあるが、本大会までの残り3ヶ月の間に、より磨きをかけて欲しい。
試合の翌日(8月13日)、チームは午前中にリカバリーメニューをこなし、午後はオフとなった。
強化合宿も終盤に差し掛かっており、15日夜にはドイツ遠征の2試合目として、クラブチームのボルシアVflメンヘングラットバッハとのトレーニングマッチに臨む。
この一戦に備え、試合前日の14日には、午前・午後と約2時間ずつのトレーニングでしっかりと汗を流した。
左右のクロスからのシュート練習では相手ゴール前でのポジショニングや駆け引きなど、攻撃面での再確認を行ったほか、試合を想定した紅白戦も行った。
2日前のU-20ドイツ代表戦を受けて、相手選手の長い足がどれだけ伸びてくるかをイメージして「なるべく遠くでボールを受けよう」という指示や、「パスの強弱を意識しよう」といった指示も送られていた。
U-20日本女子代表とボルシアVfLメンヘングラットバッハの一戦は、現地時間の15日、夜7時(日本時間の16日午前2時)キックオフとなる。U-20ドイツ代表と違い、年齢制限のない大人のクラブチームだけに難しさはあるだろうが、今回の遠征を2連勝で締めくくり、3ヶ月後の本大会につなげたいところだ(※)。
※会場はドイツ戦と同じ(Grenzzlandstadion Monchengladbach)で、U-20ドイツ戦同様に非公開試合(試合の取材は可能だが、映像と写真撮影は禁止)。
【ドイツ戦から得たもの、そして、メンヘングラットバッハ戦に向けた意気込み】
高倉麻子監督
(ーードイツ戦を振り返って)
良いゲームだったと思います。新しい選手も含めて、攻撃面では面白い形が見えました。ただ、崩す回数をもっと増やしたいですし、後半はちょっと足が止まってしまったかな、と。相手も(日本のサッカーに)慣れてきていました。(U-20ワールドカップ)本番で当たる可能性が高いので、セットプレーも含めてしっかり対策を立てたいです。自分たちのサッカーをするという点では、もっとフェイントを入れたり、相手がボールを取りにくるのが嫌になるぐらいの動かし方をしたいです。(ドイツ戦後に)選手に聞いてみたら「日本(国内リーグ)よりも相手がボールを取りに来るからかわしやすい」と言っていたので、もっと出来ると思います。
(ーー1対1でも強さを見せようという意識の変化が見られました)
相手がああいうサッカーをやってくる限り、球際の勝負は避けて通れないものですし、選手にも強く伝えてきたので変化は見られますが、やはり基本的には相手の方が強いので、見ていて(ケガをするんじゃないかと)怖くなってしまう。
もちろん、そういう球際の勝負をしないようなサッカーをしたいと思っていますが、90分間のうち85分間良いサッカーをしていても、1つのゴールでやられて終わり、ということも考えられます。あと3ヶ月しかない中で、その部分(球際の強さ)は厳しくやっていかないと、勝負はつかみ取れないと思います。
(ーー3ヶ月後のU-20ワールドカップに向けて1年間取り組んできました。チームはどのように成長してきたと感じますか?)
このチームで長く取り組んできた中で、選手もこちらの狙いの意図を組んで表現してくれるし、技術的にも言ったことをすぐに表現する力があります。(目指している)サッカーの理解度も高まっているし、修正をかけた時にすぐにパズルがはまる感じがあるのは、積み重ねの成果だと思います。選手に言い続けてきたことは変わっていません。ボールのおきどころや、相手の変化の中でコントロールを変えること、ルールを制限した中で判断を変えることなどです。個々の能力がある選手たちなので、その力を引き出せるように話をしてきました。「縦を狙ったら横が空く」とか、「サイド攻撃をしたら中が空く」。後ろ向きよりも前を向いた方が相手は嫌だろうし、ボールを動かした方が相手は絞りにくい。それぞれが引き出しを持っているので、そのイマジネーションをワールドカップのピッチで自由に組み合わせてほしいと思っています。
籾木結花(FW/日テレ・ベレーザ)
(ーードイツ戦はどんな心持ちで臨みましたか?)
試合前に、監督からも「日本は2年前の大会に出られていないし、前回女王と戦うということに対してチャレンジャーとして臨もう」と話がありました。選手同士の会話の中でも、緊張よりは「早く試合がしたい」と、ワクワクしている選手がほとんどでした。自分たちの自信を持って試合に臨めたと思います。
(ーー収穫と課題を教えてください)
メンバーの大部分が(U-20ワールドカップ)アジア予選を経験していて、守備は土台があるので、新しい選手が入っても、流れの中で声を掛け合って連携を取れています。相手のプレッシャーが速い中でボールを回していると、まだ単純なミスがあったり、最初は(プレッシャーに負けて)後ろに下げてしまうことが多かったので。前を向けるチャンスを逃さないところは課題ですね。
(ーーチームの雰囲気はどうですか?)
アジア予選から1年経ちましたけれど、厳しく言い合えるチームですし、プライベートでは仲が良く、いいチームだと思います。
(ーーメンヘングラットバッハ戦に向けて)
20歳以下とは違って大人のチームなので、体格やスピードはさらに上回ると思いますが、しっかりと守備で相手のボールを奪う回数を増やせれば、ワールドカップにつながる試合ができると思います。
上野真実(FW/愛媛FCレディース)
(ーードイツ戦は先発で、裏に抜ける動きが多く見られました)
試合の中でスプリントの回数を増やすことは意識していたので、最後、ゴールを決めたかったんですが、タイミングは合っていました。シュートチャンスは多く作れていたので、最後のところで決めきれなかったところは課題です。
(ーーチームの雰囲気には慣れてきましたか?)
最初はみんなの特徴を掴むのに時間がかかってしまって、自分のプレーも上手く出せなかったんですが、この遠征で徐々に合ってきていると思います。前線でボールを収めることを意識しながら、(相手DFラインの)裏に飛び出す回数を増やしたいです。
(ーー今後磨きたいプレーは)
世界の選手は足が速い選手ばかりなので、相手との駆け引きの中で(ボールを)受けるタイミングを改善したいですね。どうしても背負って受けることが多いので、マークを外す動きを増やすことです。ドイツの選手は高さもあるしフィジカルも強いし、迫力がすごかったですが、その中でも、仲間と連携してワンタッチではがせるところは通用すると感じました。
(ーーメンヘングラットバッハ戦はどんなプレーを見せたいですか)
FWも守備が大事なので、前線からプレッシャーをかけて、ゴールに近い位置でボールを奪って点を決めたいです。
隅田凜(MF/日テレ・ベレーザ)
(ーードイツ戦の感想)
ドイツがパワーとスピードがあるということは分かっていたんですけれど、思ったよりも、守備でうまく対応できた印象があります。最初は相手にパワーで押し込まれたんですけれど、だんだん慣れていって、1対1のところでも一人一人が強くいけていたと思います。
海外の相手は本当に球際が強いので、今回は特に球際で強くいくことを意識しました。体格差はありますけれど、自分たちの予測のスピードと精度を上げることで補えると思うので、そこをもっと強化していきたいです。
(ーー今回のドイツ戦から、どんな収穫を得ましたか?)
世界のトップの相手に勝てたことは個人としてもチームとしても大きな自信になりました。その中で、一つ一つのプレーの質やフィジカル面など、自分たちの足りないところも多かったので、残り3ヶ月間ですべての質を上げていきたいです。
(ーーメンヘングラットバッハ戦への意気込み)
ドイツ戦では、「前を向ける時に向かない」というところがチームとしても個人としても課題として出たので、意識して前を向くことですね。もっとコンパクトに(選手同士の距離感を縮めて)守備をしながら、1対1で勝っていきたいです。
杉田妃和(MF/INAC神戸レオネッサ)
(ーー相手はドイツでしたが、気持ちの面で気負う部分はなかったですか)
なかったですね。前回大会で優勝したチームとは違いますし、相手をしっかり分析できていたこともあると思います。裏への飛び出しやスピード、サイドチェンジからの速い攻撃には注意していました。攻撃面で(仲間が)欲しいところに自分から入ってくれる動きも増えて、チームとしてやりやすかったし、良いプレーがどんどん出てきていると思います。
(ーー以前よりも、自分が成長できたと感じた点は?)
中盤でボールを持った時の安定感は、少しずつ、上がってきたかなと思います。
(ーーメンヘングラットバッハ戦に向けて改善したいところ)
ペナルティエリア付近で、良い形でワンツーが入って崩せそうな時にシュートを打って終われなかったり、チャンスをものにできなくて得点が少ないのは、大会に入ってくるときついところもあるので、得点を取ることに対してみんなでもっと貪欲になっていきたいですね。
長谷川唯(MF/日テレ・ベレーザ)
(ーードイツ戦の感想)
もっと裏やサイドをスピードで抜かれると思っていましたが、前半を見ていて、そこまでやられているシーンがなかったので、積極的にプレッシャーをかけていこうと(後半から試合に)入りました。でも、いつもだったら奪いきれるところで踏ん張れず、一発で抜かれてしまったシーンがありました。それは自分のコンディションの問題もありますし、芝も、中が柔らかくて滑りやすかったです。芝によってはポイント(取り替え式のスタッド)のスパイクを履くことも必要だと思いました。
(ーー去年、ポツダム/1.FFC トゥルビネ・ポツダム、ドイツ女子ブンデスリーガ1部で練習参加をした時と比べてどうでしたか?)
ポツダムで練習した時も、テクニックでは日本の方が上で、通用すると感じました。あとはスピードのところで、予測をいかに速くするかというところの勝負だと思っていたので、コンディションが整わなかったのは悔しいですね。
(ーー優勝候補のドイツに勝って、本大会を勝ち抜くイメージは持てましたか?)
本大会になると、海外のチームは出せる力が変わってくる印象があります。たとえば、練習試合で(同年代の)アメリカと対戦してもやられることはなかったんですが、本大会はまた違うと思います。前に海外遠征でニュージーランドと試合をした時も、日本のペースでボールを回してゴールもスムーズに奪えたんですが、本大会になるとブロックを作ってきて点が取れず、トレーニングマッチとワールドカップは違うなと感じました。それは、今回も同じだと思います。
(ーー大会までの3ヶ月間で個人で高めていきたいところ)
守備のところはいつも意識しているんですが、相手に寄せて、止まった後の一歩目の対応はもう一つ速くして、出足の1、2歩でしっかりついていけるようにしたいです。
(ーーメンヘングラットバッハ戦に向けて)
ドイツ戦も時間が経つにつれて相手がバテてきていると感じたので、攻撃面で運動量を生かしたいです。日本の運動量を生かせば、後半に点が取れると思います。
西田明華(MF/セレッソ大阪堺レディース)
(ーードイツ戦の感想)
優勝候補のドイツに、自分のテクニックやスピードが通用するかどうかを試したいと考えていましたし、自分のプレーが出せないと生き残れないので、強い気持ちで入りました。相手のスピードは速かったですが、ドリブルが通用した部分もありました。守備の面では球際が弱くて奪いきれないところがあったので、大会までに強化したいですね。(私は)スピードが持ち味なのですが、同じペースで走ってしまうことが多いので、周囲の状況を読んで、もっと緩急のメリハリをつけたいです。
(ーーメンヘングラットバッハ戦に向けて)
ドイツ戦では、相手から逃げるドリブルでゴールから遠ざかってしまったので、少しでもスペースを見つけたらターンをして、積極的にゴールを狙いたいです。ゴールに対して貪欲さを見せたいと思います。
林穂之香(MF/セレッソ大阪堺レディース)
(ーードイツ戦では逆サイドまで積極的に顔を出していましたね)最初は慣れない部分もあったんですが、後ろから指示を出してもらえたのでいくことができました。今後は受けにいく回数をもっと増やしていきたいですね。
(ーーこのチームでは最年少ですが、雰囲気には慣れましたか?)チームに参加した最初の頃(昨年末のU-19宮崎合宿で初招集)に比べたら緊張しなくなったんですが、どの選手もすごく上手いので、良いプレーをいっぱい盗んで自分のプレーにしていきたいです。自分で試合の流れを変えたり、チャンスメイクできる選手になりたいですね。(私は)チームでボランチをやっているんですけれど、(隅田)凛さんとか(杉田)妃和さんは参考になるプレーがたくさんあるので見習いたいですし、(長谷川)唯さんのボールタッチは本当に上手いです。やったことがないポジションでも、プレーの幅を広げるために積極的に挑戦したいと思っています。
(ーーメンヘングラットバッハ戦に向けて)
攻守の切り換えをもっと速くして、プレースピードを上げたいです。個人的にはまだシュートを打っていないので、試合に出られたら打ちたいです。
市瀬菜々(DF/ベガルタ仙台レディース)
(ーードイツの攻撃を封じていましたね)
前線の守備が良くて、サイドで相手に対して強く守備にいってくれていたので、後ろもラインの限定がしやすくて、蹴られる時は大体予測できました。
(ーー本大会に向けて、もう一段成長するためのヒントは得られましたか)
ドイツはつないでくるところもありましたけど、(U-20ワールドカップの)グループリーグで対戦するナイジェリアは、どんどんディフェンスラインの裏にロングボールを蹴ってきて、速いFWが前から追い掛けてくるチームだと思うので、さらに予測や準備を良くすることが大切だと思います。
(ーーこのチームはオフも楽しそうですね)
すごく楽しいです。でも、試合の時は、(厳しく)言うところは言って、細かいところもこだわって修正していきたいですね。
(ーーメンヘングラットバッハ戦に向けて)
ディフェンスは無失点で抑えて、いい攻撃のための守備をしていきたいです。
塩越柚歩(DF/浦和レッズレディース)
(ーードイツ戦はどんなイメージで入りましたか)
(私は)海外の相手と戦うのが初めてだったので、自分が少しでも引いたら完全に飲まれると思い、積極的に、前向きに、失敗しても思いっきりやろうという気持ちで試合に臨みました。分かってはいても、試合前に相手のアップを見て「大きいなぁ」と。でも、その割にはみんな対等に戦えていたと思うし、自分自身も思っていた以上にやれたと思います。相手は左サイドから攻撃をしてくると(映像で見て)分かっていたので、抑えようと話していたんですが、最初は相手のペースで攻められてしまいました。ただ、そこでシュートまでいかせなかったことは大きかったし、その一歩前で潰せたことが良かったですね。
(ーー1対1の場面はどうでしでしたか)
なでしこリーグと比べると、球際で「ガツン」と来る感じがあって、こっちも思いっきりいかないと全部相手に(ボールが)こぼれてしまうと感じました。
(ーー6月の新潟合宿と比べて、今回の合宿に来て成長していると感じる部分)
(私は)意識の持ち方でプレーが変わることが多いので、意識が変わるにつれて、プレーも良くなってきたと感じます。監督とコーチから、「力は持っていて、それを意識的に出せるかどうかの違いだよ」という話をしてもらいました。今回の合宿でも、最初の頃は厳しく言われることも多かったんですが、いいプレーにはプラスの言葉をかけてもらえるようになり、それが自信になっています。
(ーー日本はサイドバックに攻撃的な選手が多いですが、どんな面で自分の良さを出していきたいですか)
元々、攻撃的なポジションでプレーしていたので、攻撃面では負けたくないと思っています。右だけでなく左サイドも攻撃参加ができる選手が多いので、負けないようにもっともっと頑張ります。
(ーーメンヘングラットバッハ戦に向けて)
合宿の最終日の試合なので、この合宿で学んだことを全部出したいです。とにかく自信を持って、前向きにプレーしたいと思います。
守屋都弥(DF/INAC神戸レオネッサ)
(ーードイツ戦を振り返って)
(JFA)アカデミーの時にドイツ遠征でフランクフルト(1.FFC フランクフルト、ドイツ女子ブンデスリーガ1部)に練習参加させてもらったことがあるので、相手のパワーがあることは分かっていました。(私は)パワーがあるタイプではないので、スピードとか駆け引きで勝とうと思い、守備の寄せ方でも一発で寄せ過ぎない間合いを意識しました。
(ーー今回の遠征では相手の球際に厳しくいく守備にも取り組んでいましたが、意識の変化はありましたか)
粘り強くいくことで、相手もパスミスをして次の選手が奪いやすくなります。ドイツ戦は(左)サイドハーフで出場したので、粘り強く身体を寄せながら(相手の身体の向きやパスコースを)限定していきました。
(ーーチームの雰囲気はどうですか)
5月のパプアニューギニア遠征からこのチームに参加していますが、下のカテゴリーから一緒にプレーしてきた選手やチームメイトだった選手も多いので、みんな仲が良いですし溶け込みやすい雰囲気です。
(ーー所属チームでリーグ戦にコンスタントに出場するようになって、どんな成長がありましたか)
(私は)メンタルの弱さが課題だったのですが、試合に出る中で通用するものがあると知ることが出来て、自信がつきました。これまでは背後を気にしすぎて上がれないことも多かったんですが、「裏に抜けることが持ち味」と言われてからは、サイドハーフを追い越す動きを増やして、ボールを受けられる回数も増えています。ただ、クロスの質が低いことは課題です。明日(メンヘングラットバッハ戦)はパスやクロスの精度にこだわっていきたいですし、チームに帰ってさらに磨きをかけたいです。