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戦うフィンランド(1)

高橋和夫国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長
ヘルシンキにあるマンネルハイム元帥の騎馬像(2013年11月、筆者撮影)

ロシアのウクライナ侵攻を受けて、多くの人々が第二次世界大戦中のソ連とフィンランドの戦争を思い出しています。孤立無援の中で勇敢に戦ったフィンランド人の勇気を現在のウクライナ人の姿に重ね合わせています。当時のソ連軍と現在のロシア軍の類似性にも驚かされます。拙著『世界の中の日本/グローバル化と北欧からの視点』(放送大学教育振興会、2015年)の第2章「戦うフィンランド」27~50ページで、フィンランドの戦いについて紹介しました。その微調整版をアップいたします。ブログでの公開の前に、このサイトの会員の皆様に、まず読んでいただきたく思います。

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国際政治学者/先端技術安全保障研究所会長

国際情勢をわかる言葉で、まず自分自身に語りたいと思っています。北九州で生まれ育ち、大阪とニューヨークで勉強し、クウェートでの滞在経験もあります。アメリカで中東を研究した日本人という三つの視点を大切にしています。映像メディアに深い不信感を抱きながらも、放送大学ではテレビで講義をするという矛盾した存在です。及ばないながらも努力を続け、その過程を読者の皆様と共有できればと希求しています。

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