旭川の神居町神居古潭や西丘、富沢地区と東旭川地区には10軒の果樹園があり、春にはサクランボ、秋にはリンゴやブドウなどの果物が栽培されています。

今はちょうどリンゴの収穫時期にあたり、果樹園の直売所には、もぎたてで新鮮なリンゴが並んでいます。

今回、伺ったのは神居町西岡にある「山中果樹園」です。

国道12号線から少し入った場所にありますが、芦別に抜ける裏道の前にあり、車で通りかかった人がたくさん立ち寄ります。

直売所に並んでいたリンゴは「つがる」と「とき」「旭」の3品種でした。

「つがる」は酸味が少なく甘い品種、「とき」は黄色いリンゴでシャキシャキとした食感が特徴です。直売所では、それそれ試食させてくれます。

「旭」は、今ではほとんど栽培されてない希少な品種で酸味が特徴的。古くから栽培されていたので「懐かしい！」と思う年配の方も多いのでは。

旭川では40種類以上のリンゴが栽培されていて、9月中旬から11月上旬まで、時期によって直売所にはさまざま品種のリンゴが並びます。

スーパーなどでは見かけることがない、珍しい品種にも出会えるかもしれませんよ。

「山中果樹園」の直売所には、リンゴの他にも、千両なしやプルーン、栗などもありました。

また、旭川の果樹園の多くは、観光果樹園で果物狩りが楽しめます。「山中果樹園」でもリンゴ狩りができるので、ファミリーで体験してみてはいかがでしょうか。