ここが惜しかった!マイナ保険証を実際に使ってみた感想。注意点と思わぬトラブル事例【沖縄県宜野湾市】
ご訪問ありがとうございます。
元局長の名言シリーズのお話。
「おい、ポットがイルミネーションになってるぞ」
お湯供給に欠かせない大事な大事なポット。ボタン部分がキラキラ輝く(断続的な点灯)不具合が。ポットの買い替えよりキレのある名言のほうが気になるのは筆者だけでしょうか。
#死ぬなポット #コードリセット
宜野湾市でもついにマイナ保険証(マイナンバーカード保険証)本格導入が始まりました。まだ仮運用の段階ではありますが、多くの医療機関でマイナ保険証用の機械を見かける方も多くなったかと存じます。保育園に通う子供たちの関係で病院受診が多い筆者。マイナ保険証を実際に使ってみた感想を紹介します。
従来の保険証と何が違う?マイナンバーカード一体型の保険証
結論から申し上げると現時点で大人は推奨、子供は不要です。理由は子供医療助成制度を受けるために子供は受給資格者証の提示が必須のため。*筆者の個人的見解
そもそもマイナ保険証とは何でしょうか。一言で説明するとマイナンバーカードに保険証情報を紐づけたもの。個別に発行されている免許証・保険証・銀行等の金融カードの一元化を目標として政府が利用推奨しているものでもあります。保険証に着目するとほぼ毎日利用しているホクト家。保育園に通う筆者の子供たちの中でも次女(2歳)は慢性的な中耳炎体質のため、ほぼ毎日耳鼻科へ通院しています。
「カードの枚数が減らせるのであれば嬉しい」
単純にそう考えた筆者ですがここで問題が。大人はマイナ保険証1枚で完結しますが子供は医療費助成制度の関係で受給者資格者証の提示が毎回必須です。お薬手帳にかかりつけ先の医療機関カードと保険証、医療費助成の受給者資格者証を一式まとめている家庭は多いはず。受診のたびに受給者資格者証を提示するのであれば従来の保険証と比較してメリットを感じません。大人は1枚で完結するため便利ですが、付随して提示するものがあれば積極的な利用に魅力は感じないという結果に。情報の一元化を目指すのであれば組み込んでくれよ、というのが本音です。
実際にマイナ保険証を使ってみた感想。予想外のトラブル発生!
マイナ保険証を利用する際は設置されている専用機器で読み取りが必須になります。マイナ保険証をセットすると本人確認のための顔認証か4桁の暗証番号の選択が。暗証番号はマイナンバーカードを作成した際のパスワード(利用者証明用電子証明書のパスワード)です。忘れている方は顔認証を。ここで思わぬトラブルが発生します。2歳の次女の顔認証が不可!それもそのはず。0歳の頃に作成した次女のマイナンバーカードの顔と2歳半の現在の顔は別人。面影はあるものの親しか判断できないレベルの領域です。現代の最新技術をもってしても人類の進化には追いつけません。マイナンバーカードの更新は子供が5年、大人が10年。容姿の変動が激しいことを考慮して子供は5年です。筆者のように0歳児の頃に作成すると思わぬトラブルに見舞われることが判明しました。
マイナンバーカードの普及率!沖縄県は全国最下位です。
2023年4月以降はマイナ保険証の利用がより推奨されるようになります。一部医療費に差異を設ける案も審議されていますが支持率を如何に落とさず利用促進の進捗具合も気になります。
マイナンバーカード普及率(総務省公式HP)
全国:60.1%
沖縄県:48.4%
:2023年1月末時点
沖縄県は全国平均より低い48.4%です。なんと全国最下位でかつ50%以下の唯一の県。個別にみると宜野湾市は50.8%、浦添市は52.8と若干高く、筆頭市である那覇市の46.1を上回っています。
2023年5月末までに保険証とマイナンバーカードを連携すると7,500円分のマイナポイントが付与されます。子供のマイナ保険証は改善余地がありますが大人はカードの枚数が減らせるためお勧め。検討中の方はお得なポイントが付与される間の連携をぜひ。