【豊島区】一緒にまち歩きをしませんか?歴史や文化をたずねてガイドと歩く『としま案内人駒込・巣鴨』
『としま案内人駒込・巣鴨』は、2013年に発足したガイドボランティアの団体です。主な活動は、豊島区の駒込・巣鴨エリアを中心に近隣他区の旧古河庭園や六義園の紅葉などを含めた地域のガイド活動や学習、学んだことの講座での発表です。最近は英語でのガイド活動や、留学生などの案内も行っています。会員は40代から90代まで、幅広い年齢層の方がいらっしゃいます。
【ガイドの方と歩いてみました】~駒込から巣鴨へ~
今回私は、豊島区が実施している、としまコミュニティ大学「マナビト1年生」(※)を対象にした必修講座の中で、『としま案内人駒込・巣鴨』のガイドの方に案内していただきました。コースは駒込から巣鴨までです。ご存じの通り、駒込は「ソメイヨシノ」のふるさとです。そんな桜のまちから、とげぬき地蔵で有名な巣鴨の商店街まで、小一時間のまち歩きでした。
私自身はところどころ歩いたことはあるものの、こんなに多くの発見をしながら歩いたのは初めてです。途中立ち止まりながら、そのひとつひとつにガイドの方が解説を加えてくださいました。まち歩きの中では、まちの歴史や文化に関することはもちろん、駒込から巣鴨にかけての地形の解説もありました。それはまるで「ブラタモリ」のようで楽しいひとときでした。何となく歩いていたまちに、こんな暮らしや文化の歴史があったんだ、ということを知っていくと、まちを見る目が変わっていく自分に気づきます。私がこのまち歩きで何を発見してきたのか、それをここで詳しく紹介してしまうと、今後参加される皆様の楽しみを奪ってしまうので、詳細は控えさせていただきますが、是非何かの折に『としま案内人駒込・巣鴨』のガイドツアーに参加してみてください。きっとたくさんの発見や収穫があるはずです。
【『としま案内人駒込・巣鴨』今後の予定】としま案内人駒込・巣鴨 – 豊島区生涯学習団体
◆お花見ツアー R7.3.27
◆『中山道を歩く』その3 巣鴨~西巣鴨(開催日未定)
◆『中山道を歩く』その4 西巣鴨~板橋宿(開催日未定)
2024年に始まった『中山道を歩く』は、巣鴨を貫く街道である中山道を、その起点である日本橋から歩いてみようというツアーです。「その1」では、日本橋から本郷までを、「その2」では、本郷から巣鴨までを2時間余かけて、それぞれ52名、37名の参加者と共に歩きました。いずれの場合も4~5班に分かれ、それぞれの班にガイドの方がつき案内されました。「その3」「その4」は2025年に実施予定です。ご興味のある方は是非HPをチェックなさってみてください。
【『としま案内人』は区内に4団体】
としま案内人は、「駒込・巣鴨」の他に「長崎町」「雑司ヶ谷」「大塚物語る」の計4団体があり、それぞれの地域で活動しています。「長崎町」には「長崎神社」や「アトリエ村」、「雑司ヶ谷」には「鬼子母神」や「旧宣教師館」、「大塚」には「天祖神社」や「バラロード」等々の見所があふれています。
各団体では、自主的な研修を重ね、たくさんの皆様を案内しています。また、新しいガイドも募集しています。歴史や文化に興味のある方はもちろん、何らかの社会参加を考えていらっしゃる方は、ここでの活動を選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。
(※)【としまコミュニティ大学「マナビト生」】
(注:今年度の募集は終了しています。来年度の募集については、下記豊島区HPをご覧ください。)
「マナビト生」とは、2年間登録して継続的に学ぶことで、受講生同士が学びを通じてゆるやかにつながる制度です。」(豊島区HPより)
◆定員 30名
◆対象者 豊島区内在住・在勤・在活動(今後予定の方も可)で、受講生同士のゆるやかな知縁を大切にしてくださる方
◆年間登録料 8,000円
◆必修講座(年4回)に加え、区内7大学で開催される「としまコミュニティ大学の一般公開講座」(今年度は6月~2月に21講座を開設:一般の方は1,000(円/講座)で受講可)をいくつでも受講できます。
◆HP 【としまコミュニティ大学】「マナビト生」とは|豊島区公式ホームページ