若者続々 危険行為が目立つ名勝
一時は観光客激減の絶景スポット、SNSで注目集め若者続々 死亡事故起きても危ない巨岩で動画を撮るケースも…「せっかくのチャンス」自治体は対策検討
信濃毎日新聞デジタル長野県上松町の「寝覚の床」、過去10年間で最多の観光客数 長野県上松町小川の国指定名勝「寝覚(ねざめ)の床(とこ)」が、SNS(交流サイト)で注目を集め、若者を中心に訪れる人が増えている。町によると本年度の観光客数は18万人を越え、過去10年間で最多になる見通し。一方、岩の突端から動画を撮影するなど危険な行為も目立つ。11月上旬には男性(19)が木曽川に落ちて流されて亡くなった事故もあり、町は12日、警察や消防関係者らと安全対策会議を開き、対策を検討した。