【豊島区】池袋ルミネでゆったりゆっくり体にやさしいご飯を おしゃれな和カフェ「chano-ma池袋」
【マットレス席】
池袋ルミネの9階にある「chano-ma池袋」はおしゃれな雰囲気で、お客様は若い方が多く見受けられます。お店の中の様子で特徴的なのは何といっても広い「マットレス席」があることです。最初にお店を訪れたとき、「靴を脱いでご利用できるスペースもありますが」との案内に、すぐには意味がわからず、とりあえずテーブル席をお願いしました。その後、店内へ入ってからその意味を理解しました。
その広い「マットレス席」では友人やカップルはもちろん、小さなお子様連れのお客様が思い思いにくつろぎ、お茶やお食事を楽しんでいらっしゃいました。都会の真ん中で赤ちゃんを寝かせた横でゆっくり食事ができるおしゃれなお店なんて、そうそうお目にかかれることではありません。まるで実家のようなお店です。
そんな若い方が多いお店をなぜ60代の私が選んで食事をしているのか。それは「体にやさしい食事」がいただけるからです。
【えらべるおかずの至福のごはん】(税込み1,550円)
黒米入り玄米ご飯、お味噌汁、選べる小鉢3品
このラインナップだけでうれしくなってしまうメニューです。さらにお漬物と京都から取り寄せたこだわりのほうじ茶が付くなんて、体のことを気にする年代の者にとってはなんともありがたいことです。
このとき私が選んだ小鉢は
「ぷりぷり海老とブロッコリーのチリマヨネーズ和え」
「蒸し鶏ともやしの梅ナムル」他
でした。この他にも、ひとくちハンバーグやだし巻きたまご明太子マヨネーズなどがあり、さらに小鉢のラインナップは時期によって変更されます。ひとつひとつのおかずは小さいけれど、色々なものを少しずつ食べたい、という人にはぴったりのごはんセットです。ちなみに1品税込み330円で小鉢の追加もできます。
ごはんはもっちり、お味噌汁はほっとするおいしさでした。
【季節の一汁一菜 たっぷり根菜の豆乳豚汁】(税込み 1,350円)
メニューにある「一汁一菜」の名の通り、「蒸し鶏ともやしの梅ナムル」または「季節の恵みの天ぷら」(税込み+200円)から「一菜」を選ぶことができます。上の写真は「季節の恵みの天ぷら」をいただいたときのものです。この日の天ぷらは6種類。れんこん・なす・かぼちゃなどに加え、うれしいことに「栗」も入っていてまさに「季節」を感じさせてくれるものでした。また、ごはんの量は調整できます。このときの私は普通盛りにしましたが、季節に合わせた具だくさんの豆乳豚汁と天ぷらと共に、充分満足のいく食事になりました。
chano-ma池袋には、他にも「カキフライといぶりがっこタルタル」(税込み1,680円)などの季節の定食や、「冬の至福 あかい果実としろいリースのパフェ」(税込み1,300円)をはじめとしたデザートやドリンクのメニューもそろっています。
【京都の手揉み茶】
お店で提供されるほうじ茶は、宇治で室町時代に創業した「藤井茶園」のものです。手摘で丁寧に収穫される茶葉は味が良いのはもちろん、美しいお茶へと仕上がるとのことです。
宇治茶の伝統を守り、お茶の文化を未来へつなげる力となりたい、という願いを込めて、chano-ma池袋では「藤井茶園」のほうじ茶をお客様に提供しています。
【茶の間とchanoーma】
畳とちゃぶ台のある「お茶の間」は60代の私たち世代には馴染み深い景色です。「そんなほっとする空間をモダンに、開放的にアレンジしたのが私たちチャノマです」(HPより)とのメッセージは、2018年に池袋ルミネにオープン以来、広い世代に受け入れられると感じました。
【1回の食事を大切にしたい】
私は仕事の都合で週に一度程度、夕飯を池袋の駅近くで一人でとる機会があります。週に一度とはいえ、毎回ラーメンでは重すぎる。野菜もとりたい、ごはんとお味噌汁とあと一品くらいでいいのになあ、と思いながら体に良さそうな食事ができるお店をさがしていました。そんなときに出会ったのがこのchano-ma池袋です。高齢になったからこそ、たかが1食されど1食、1回1回の食事を大切にしたいと思ってはいますが、なかなかそうは行かないことも多いのが現実です。世の中は美味しいものであふれているけれど、chano-ma池袋は、体にやさしいごはんを食べたくなったときの強い味方です。なお席の予約もできます。詳しくはお店のHPをご覧ください。
【chano-ma池袋の基本情報】
所在地 ルミネ池袋店9階(JR池袋駅直結)
電話番号 03-5928-3327
営業時間 11時~22時
定休日 ルミネ池袋に準ずる
総座席数 77
HP https://www.dd-holdings.jp/shops/chanoma/ikebukuro