京都生まれ京都育ち、生粋の京都人みやこです。本日11月17日は「将棋の日」です。江戸時代の中ごろから、毎年11月17日に「御城将棋」と呼ばれる年中行事を行っていたことにちなんで、1975年に公益社団法人・日本将棋連盟によって制定されました。さて今回は二条駅近くにある昔ながらのうどん屋さんです。

京都市営地下鉄東西線「二条駅」から徒歩6分、三条七本松から東に入ったところにある『冨美家』。昔懐かしい佇まいのうどん屋さんです。

お店の雰囲気だけではなくお値段も昔ながらでお手頃価格。近くには立命館大学の朱雀キャンパスもあり、ご近所の方や学生さんで賑わっています。

お店に入ると店員さんの「おいでやす」という元気が良くて感じの良い声が響きます。京都で長年暮らしていますが、京都弁での接客も随分と減ってきましたので、なんだか新鮮な気分が味わえます。

メニューの種類はとても豊富で、どのメニューも1,000未満でとお手頃価格なのが嬉しいですね。

「割り安セット」980円（税込）
中華そばとミニ玉子丼のセット。ラーメンではなく中華そばという呼び方もいい感じ。割り安セットというストレートなネーミングがいかにもお得さを感じさせます。

ミニ玉子丼は、普通のお茶碗に盛られています。少し甘口で出汁の味わいが良く効いたトロットロの玉子が、ご飯と混ざり合って絶妙なおいしさです。

中華そばというよりも長崎ちゃんぽんのような白濁スープ。こってりしていそうな見た目ですが、しつこくなくあっさりとした味わいです。麺は細めのストレート麺で、柔らかくもなく硬くもなく、絶妙な歯ごたえで喉越しは抜群、スープともよく絡みます。

味、値段、ボリュームともに申し分ないお店でした。店員の方の接客も心地よく、ついつい長居をしたくなってしまうお店で、地元の方や学生さんから人気があるのも頷けました。気になる方はチェックしてくださいね。

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