【警告!】ストレスがあなたを太らせる。人は、ストレスを感じると、なぜ太ってしまうのか?
こんにちは。
精神医学と性格心理学に詳しい
心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。
今日は、「ストレスがあなたを太らせる」というテーマでお話したいと思います。
はじめに。
人類が誕生したのは、今から500万年ほど前と言われています。
今でこそ、飽食の時代と言われていますが、それはここ50年ほど前からのことであり、それ以前の人類は、ずっと飢餓との戦いでした。そう、私たちの祖先は、ずっと長い間、飢餓と戦っていたのです。
私たちの祖先、ホモ・サピエンス時代、人間には、2つのストレスしかありませんでした。ひとつは、猛獣に襲われるというストレス。そしてもうひとつは飢餓というストレスです。
そう、昔は、今と違って、人類のストレスは、人間関係でもなく、試験でもなく、人前でのスピーチでもなかったのです。猛獣に襲われること、そして飢餓。この2つだけが、長い間、人類のストレスだったのです。
今でこそ、私たちは文化的な生活をしていますが、それはつい最近のことであり、つい1万年ほど前までは、私たちは、石器時代を生きていたのです。その頃から比べると、私たちの環境は随分大きく変わりましたが、私たちの脳・身体の作りは、未だに大きくは変わっていないのです。
よって私たちの脳は、ストレスを感じると、勝手に「飢餓だ」と勘違いしてしまいます。ストレスを感じると、「食べなくては」と思ってしまう…、そういう身体の造りになっているのです。
だから、痩せたいのであれば、まずはストレスとおさらばすることです。
ストレスを感じると、基本、人間は、食べたくなってしまう生き物なのです。そして、食べるのを我慢しても、身体が勝手に脂肪分を蓄えようとしてしまう生き物なのです。
ストレスを抱えたままだと痩せるのは難しい…ということを、
どうぞあなたは覚えておいてください。
続いて、
効果的に痩せる、絶対の方法を、あなたにご紹介したいと思います。
私は公認心理師の資格と共に、ダイエットアドバイザーの資格も持っているのですが、1番優れたダイエット方法は、何と言ってもレコーディングダイエットです。
レコーディングダイエットとは、1日の食事や運動の内容、体重などをひたすら記録していく…というダイエット法です。
でも、「いつ、何を、どのくらい食べたか?」を書くのは結構大変です。
よって記録するのは、体重だけで結構です。朝トイレに行ったら、体重計に乗る。その時が1日の中で1番痩せている瞬間です。そして、寝る前に、トイレに行ったら、もう1度体重を計る。以上です。
で、朝と夜。夜が、朝と同じ体重、もしくは朝よりほんの少しでも体重が減っていれば、ダイエットは大成功です。寝ている間に体重が減ります。次の日の朝は、必ずや昨夜より、体重が減っていることでしょう。
覚えておいてください。人は、寝ている時に痩せるのです。
だから、睡眠不足だと痩せるのは難しいです。
イメージ的には、太っている人は、食っちゃ寝している感じですが、実際は逆で、太っている人は、忙しくしていて、睡眠時間を削っていることが多いです。逆に言えば、忙しくしているから…、だから太るのです。
米コロンビア大学が2005年に行った、ある興味深い調査結果があります。それは、32~59歳の男女8,000人を対象に調べたところ、4時間以下の睡眠の人の肥満率は、平均7~9時間の睡眠時間の人に比べ、なんと73%も高かったそうです。
よって、痩せたいのであれば、しっかり寝ることです。
そうすれば、ストレスからも解放され、襲ってくる暴力的な食欲にも負けなくなります。←ストレス解消の術は、いろいろありますが、十分な睡眠時間の確保は非常に有力で効果的です。
毎日、朝と夜、体重を計り、それを記録する癖をつけると、意識が自分の体重に向かいます。自然に、食べる量が減ります。身体を動かすようになります。その毎日の積み重ねが、自分を痩せさせてくれるのです。
私は、ダイエット指導もやっているカウンセラーなのですが、痩せられない人は、自分の体重を計らない人、自分の体重を記録できない人…ばかりです。逆に言えば、毎日、体重をしっかり記録している人は、順調に痩せていく…ということです。
究極のダイエット法は、レコーディングダイエットであるということを、あなたはどうぞ、覚えておいてください。まずは体重計に乗ること、そして体重を記録すること、できればその数値をグラフ化すること。この3つが大切です。
そうやって、体重を管理することを生活の中で定着させていけば、あなたもきっと、無理なく痩せていくことでしょう。ぜひ、試してみてください。どうぞ、生活の中で、痩せることの優先順位をあげていってください。←ここは、重要です。優先順位の序章です。
なお、本気で痩せたい人は、ダイエットに詳しいパートナーを持ったほうがいいです。そのほうがうんと頑張れます。ライザップで痩せることに成功するのは、プログラムが優れていると言うよりも、パートナー・指導者が見守ってくれているからです。
よろしければ、私がダイエットのお手伝いするので、お気軽にお声掛けください。
今日も最後までお読みくださって、どうもありがとうございます。
心から感謝申し上げます。
この記事を書いた人は、心理カウンセラー(公認心理師)の竹内成彦です。