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【京都市】中京区 第48回『京の夏の旅』で新撰組ゆかり「壬生寺」の本堂と壬生塚の特別公開中♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

2023年7月8日(土)~9月30日(土)の期間、『京の夏の旅』が行われています。

今年は『新選組』の160周年記念の年。『新撰組』ゆかりの寺として知られる「壬生寺」の本堂と壬生塚では刀剣などの特別公開が行われています。

「壬生寺」は、平安時代創建の律宗寺院。正式名称は心浄光院宝憧三昧寺です。

日本には鑑真が伝来させたと伝わる律宗とは、戒律の研究と実践を行う仏教の宗派の一つです。中国で唐の時代に道宣(どうせん)が成立させました。

「壬生狂言」の行われる舞台
「壬生狂言」の行われる舞台

節分行事や壬生大念仏狂言、厄除けなどで知られる「壬生寺」さん。

京都の裏鬼門に当たる場所に位置し、厄除け開運を祈願する節分会は950年余の歴史があり、「壬生狂言」を見ると、鬼を追い払い福を授かれると言われています。

過去記事ご参照→ 節分は鬼を追い払い福を授かる「壬生狂言」を『壬生寺』で!

正暦二年(九九一)に園城寺(三井寺)の僧である快賢僧都によって創建された「壬生寺」のご本尊は現存する日本最古級の地蔵菩薩像である「延命地蔵菩薩(重文)」です。

御本尊が祀られている本堂は、現在の本堂は昭和42年に再建され、友禅画家あだち幸さんが描いた本尊を取り囲む障壁画と襖絵が見られます。

般若心経で囲まれた本堂の中にいるだけで、仏様に守ってもらっている気がします。

お地蔵さんとうさぎちゃんがかわいい襖絵もありました♪

ほかにも昭和37年に焼失した定朝作と伝わる旧本尊を3年がかりで復元した縄目地蔵尊像(延命地蔵菩薩像)も一般公開されます。

また『壬生寺』は幕末、「新選組」が境内を兵法訓練場としていたことで知られます。

「壬生寺」境内にある池の中の島は、「壬生塚」と呼ばれ、幕末の新選組隊士の墓などがあります。

「新選組結成160年&世界遺産」をテーマに行われている『京の夏の旅」。

「新選組結成160年」を記念して刀剣「和泉守兼定」やだんだら羽織(復元)など「新選組」関連の品々が特別公開されているほか、土方歳三の胸像が新たに建立されお披露目されます。

「壬生塚」内に副長・土方歳三の胸像が7月16日の「新選組隊士等慰霊供養祭」に合わせて建立されますよ!

『新撰組』に関する時代劇ドラマやドキュメント、映画などで活躍している小道具たちも、『高津商会』にはたくさんあります。

また、弘法大師空海作と言われる弁財天さんも祀られています。

弁財天さんのお堂の裏には、龍神さんがいはりましたよ!

「新撰組」の史実を実際に感じれる「壬生寺」さんは、訪問するだけでいつも学びがいっぱいです♪

壬生寺
住所;京都市中京区壬生梛ノ宮町31
電話;075-841-3381
壬生塚・歴史資料室200円

京の夏の旅;料金800円
公開時間10:00~16:30(受付終了16:00)
お問合せ075-585-5181(京の夏の旅コールセンター/2023年6月上旬~9月30日までの9:00~17:00)

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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