もちもち求肥好きにはたまらない!「折三笠」のしっとりカステラ生地と爽やかな柚子香る大阪の老舗名物
単刀直入にお伺いしますが、皆さん「あんこ」はお好きでしょうか?
和菓子といえばあんこ!あんこ大好き!あんこ無くして和菓子は語れない!という方が大半かとは思うのですが、中には「あんこは苦手」という方もいらっしゃいます。
風味や食感、豆特有のざらりとした口当たりなど理由は様々かと思いますが、あんこが苦手なだけであってお団子やお餅、寒天菓子(錦玉羹や琥珀糖)、瓦煎餅や米菓は好きという方も少数ではないのだと実感致しました。
2025年の万博に向け、昨今飛ぶ鳥を落とす勢いで発展し続ける大阪に本店を構える和菓子屋「本まつばや」さんでは、毎月第三金曜日にのみ予約販売されるどら焼きをはじめ、小豆の中でもブランド品である備中小豆を炊き上げたあんこが人気ですが、あんこではなくもちもちの求肥を存分に味わえる往年の銘菓も販売されているのです。
今回は本まつばやさんの「折三笠」をご紹介。
奈良県にそびえる若草山は三つの山々が連なっていることから、三笠山という名称で古より親しまれてきました。しかし、折三笠はどら焼きのようなカステラ生地の皮に包まれているのは、あんこではなく求肥。しかも、あんこに包まれていたりあんみつのトッピングにされたりというサイズ感ではなく、主役といっても過言ではないサイズ感!2~3センチ程の厚みでしょうか。
とはいえ、求肥をしっかり挟み込んでいるしっとりきめ細やかな皮も抜かりなし。蜂蜜や卵のまろやかさの中に、スンと鼻を掠める香ばしさも心地よいのです。
また、極厚の求肥にちらちらと見え隠れしているのは柚子の果皮。口の中をふくよかな米粉の甘味と旨味で満たしてくれるたっぷりの求肥はもちもち且つ粘り気も強く、しっかり咀嚼していると薫り高い柚子が立ち上り、その清涼感が後押しとなってボリューム満点でもあっという間に完食。
蜂蜜や卵のコクと弾力に富んだ求肥にうっとりしていると、心持ち目の覚めるような爽やかな刺激を与えてくれる柚子のおかげで、世代や男女問わず喜ばれるのではないでしょうか。
「もちもち」という言葉に心惹かれる方へのプレゼントにも。
こちらはお取り寄せでもおひとつから購入することができます。
最後までご覧いただきありがとうございました。
<本まつばや・本店>
(公式サイト)外部リンク
大阪府大阪市天王寺区真法院町1-14
06-6771-0304
10時~18時(祝祭日により変動あり)
定休日 日曜