現役保育士仕込み!2歳~5歳児ウケする工作「材料3つでけん玉」写真10枚で超具体的に作り方解説
現役の保育士(幼保英検1級)です。
雨で外遊びができない日は、お家の中で子どもと工作でもしようかなと思う方もいらっしゃるでしょう。
一方、材料集めが面倒だし、ものの5分で作り終わってしまう工作だと「作ったあと間が持たない」と躊躇してしまいますよね。
室内での活動のときは「何しよう」と頭を悩ませるのは保育士たちも同じ。
雨の度に試行錯誤で、室内でも子どもたちが1日楽しく過ごせるようにとアイデアを練っています。
今回は、材料集めに苦労せず、トータル30分は間が持つことを目指し、以下の条件を満たす工作「紙コップけん玉」を紹介します。
- 家によくある材料3つだけ使用
- 作ったあとに使って遊べる
材料3つで作るけん玉の作り方
紙コップ1つで作るけん玉の作り方を紹介します。
材料を集める
使う材料は次のとおりです。
材料
- 紙コップ
- タコ糸(毛糸など太めの糸なら何でもOK)
- アルミホイル
- 新聞紙や不要な紙(アルミホイルを節約したい場合)
使うもの
- セロハンテープ(適宜)
- きりやコンパスなど
- クレヨンやシール(適宜)
糸の長さを決める
糸を切ります。
糸が長いほど難易度が高くなりますよ。
おすすめの長さは、4歳児以上であれば70センチほど、それ以下の年齢であれば50センチほどです。
ハサミを使う練習を兼ねて、糸をハサミで切る部分だけ子どもにやってもらうのもいいですね。
きりやコンパスで紙コップに穴をあける
糸を通す穴を1つあけます。
紙コップの縁から1センチ程度の場所がおすすめです。
穴をあける作業だけは大人が行いましょう。
穴に糸を通して結ぶ
糸を縛ったあと、紙コップの後ろからセロハンテープでとめると強度がアップします。
紙コップに絵を描く
紙コップにクレヨンやサインペンで絵を描くとカラフルです。
1・2歳児ならシールをペタペタ貼っても良いですね。
アルミホイル(または紙)を丸める
けん玉の芯となる玉を作ります。
アルミホイルでも紙でも大丈夫です。
玉部分をアルミホイルだけで作った場合、全部でアルミホイルが1メートルほど必要になります。
アルミホイルが足りない場合は、芯となる玉部分を新聞や紙で作ると良いでしょう。
丸めて握るだけなので低年齢でも簡単ですね。
「ギューだよ」と声をかけながら、いっぱい握ってもらいましょう。
アルミホイル(紙)玉に糸を巻きつける
作った芯となる玉に、紙コップが付いていない方の糸の先端を巻き付けていきます。
4・5歳児であれば、手を貸さなくても上手にできる子も多いですが、滑って難しいので、最初に糸の端をセロテープで固定してあげるのがおすすめです。
玉の周りに2周ほど巻き付いていればOKです。
糸付きの玉にさらにアルミホイルをかぶせる
糸のついた芯の玉にアルミホイルをかぶせます。
かぶせ用のアルミホイルは50センチもあれば十分です。
アルミホイルは握りやすいので小さな子どもでも簡単に丸められます。
おにぎりを包む感覚で玉を丸めていきましょう。
アルミホイルをギューッと握る
丸くなったらアルミホイルをギューッと力いっぱい握ります。
これでセロハンテープなどで留めなくても糸が固定します。
握りが弱いと糸が取れてしまうので、最後に大人が力を貸してあげるとよいです。
紙コップけん玉完成!遊んでみよう
紙コップの部分をもって、ヒョイッと玉を上に。
上手く入れられましたか?
今回紹介した糸の長さ70センチのけん玉は、4・5歳児なら練習すれば数回に一回は入り、ちょうど面白く感じる長さかと思います。
糸が短いほど入りやすくなるので、低年齢の場合は、徐々に糸を短くしていっても良いですね。
まとめ
雨で外遊びができない日などに作ってほしい、材料が少なく、作ったあとで遊べる工作を紹介しました。
以下の記事でも室内遊びのアイデアを紹介していますので、よろしければ参考にしてくださいね。