昭和の香りが残るレトロなアーケード街、仲見世商店街。JR横浜線町田駅から徒歩約5分、ターミナルロードと原町田中央通りをつなぐ位置にあります。

商店街入り口にある【小陽生煎饅頭屋（しょうちょうせんちんまんじゅうや】。上海にある人気店の製法を受け継ぐ行列必至の焼き小籠包のお店です。通るたびに長蛇の列ですが、この日はたまたま列が少なく「こんな機会は滅多にない」と思い、並んでみました。

私の番が来たところで、ちょうど焼き始めで待つことに。旨み濃厚な豚肉を、皮で包んで焼き上げる様子が見られるのも楽しい。※許可を得て撮影しました。

皮をぱぱっと素早く伸ばして、肉餡を包むの繰り返し。手早くリズミカルに包む様子が職人技。

小籠包は数十個をまとめて大きな鍋に入れて焼き上げます。目の前できれいな焼き色がつく様子を見ていると、買ってその場で食べたくなりますね。

前に並んでいた人たちの中には常連さんなのでしょう、10個、20個買う人が数名いました。待っている間に悩みましたが、私は初めてなので6個入り（900円税込）を選択。画像ではわかりにくいですが、アツアツです。

焼き小籠包はその場でもいただけます。小さなカウンターには黒酢や辛味が置いてあり、食べ方も書いてありました。

メニューはシンプル。4個から購入できて、60個までの金額が一覧で表示されています（全て税込価格）。

私は自宅に帰ってからいただきました。手にしてみると意外と大きい。

一般的な小籠包とは見た目が異なり餃子のような焼売のような...。丸い形がかわいく、焼き色が食欲をそそる〜。

ガブっとかぶりつきたくなりますが、それは我慢。肉汁はアツアツなので、少し穴を開けて中の肉汁をすすりながら食べるのが正しい食べ方です。

電子レンジで温めて、カリッと焼けた皮を破ると中から濃厚な肉汁があふれ出します。中身を紹介したいので、敢えて半分にカットしました。具材がたっぷり詰まっていて、肉汁がじゅわ〜とこぼれます。たっぷりの肉汁がジューシーで美味しい〜！慌てて肉汁をすすり、その後に写真を撮りました（笑）。

実際に食べてみて、行列ができる理由や、一度に10個、20個買っていた常連さんの気持ちがわかるような気がしました。上海仕込みの旨みたっぷりジューシーな焼き小籠包を、ぜひ一度味わってみませんか？

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