今季限りで引退の41歳 リーグ史上初の2500安打達成<韓国KBOリーグ>
6日の韓国KBOリーグは全5試合がナイトゲームで行われました。
チャムシル球場のLGツインズ-サムスンライオンズでは9回裏に代打で登場したLGのパク・ヨンテク選手が、ライトオーバーの二塁打を放ち、KBOリーグ史上初の2500安打を達成しました。
パク・ヨンテク選手は1979年生まれの41歳。2002年に高麗大からLG入りし、LG一筋に今季19年目を迎えています。
18年にそれまでのリーグ最多安打記録を塗り替える、通算2319本目を記録。現役引退を宣言して迎えた今季は83試合に出場。202打数61安打、打率3割2厘を記録しています。
二十代中盤だった05年には盗塁王に輝き、09年に打率3割7分2厘で首位打者を獲得。国際大会では06年の第1回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で代表入りしています。
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試合はサムスンが延長12回表に勝ち越しし、LGは2-3で敗れています。
◆「ハンファの助っ人左腕、退団へ」
ハンファイーグルスはチャド・ベル投手のウエーバー公示手続きを行いました。チャド・ベル投手は左肩、左ひじに痛みを発症し、球団は今季中の復帰は難しいと判断。退団へと至りました。
チャド・ベル投手は今季がKBOリーグ2年目。昨季は11勝を挙げましたが、今季は8月の2勝にとどまっていました。
<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>
SKワイバーンズ戦の9回表一、三塁で、一塁走者パク・コンウ選手の代走で出場。次打者の場面で二塁盗塁に成功し、これがダブルスチールとなって三塁走者が生還しました。9回裏にはライトの守備につきました。
試合は9-4で勝利しチームは4連勝で、4位に浮上しています。
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以下が全5試合の結果です。
◇10月6日(火)の結果
・LG 2- 3 サムスン(チャムシル)
勝:ウ ギュミン
敗:イ サンギュ
・キウム 2- 1 NC(コチョク)
勝:チョ サンウ
敗:イム チャンミン
・SK 4- 9 トゥサン(インチョン)
勝:パク チグク
敗:イ ゴンウク
・KIA 2- 3 ハンファ(クァンジュ)
勝:サーポルト
敗:ギャニオン
・ロッテ 10- 9 KT(プサン)
勝:ク スンミン
敗:ユ ウォンサン
⇒ 2020年 韓国プロ野球公式戦日程表(ストライク・ゾーン)
⇒ リーグ順位表(ストライク・ゾーン)
※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。