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【富山市】越中国の名刀や民藝品を鑑賞し、学ぼう!秋水美術館

岩井なな取材・インタビューライター(富山市)

総曲輪商店街からすこし外れたところにある「秋水(しゅうすい)美術館」を訪れました。

和の雰囲気を感じる洗練された外観で、以前から気になっていたんです。

秋水美術館の外観
秋水美術館の外観

秋水美術館では、日本の中世から現代までの絵画と工芸作品、日本刀を中心としたコレクションを展示しています。

訪れた際にはぜひ注目してほしい、おすすめポイントと展示内容についてご紹介します。

室町期の庭園をイメージした庭

庭

エントランスを抜けると、庭園が目に入ります。

滝石や根上松を配置した庭園は、室町期をイメージしたもの

街の喧騒を忘れられて、ほっと心が休まります♪

2022/6/8(水)〜9/4(日)「越中の名刀」

「秋水美術館といえば、日本刀の展示」と覚えておいて間違いはないでしょう。

展示の核をなす日本刀のコレクション。作品の質と量は国内有数です。

富山県は「越中国(えっちゅうのくに)」と呼ばれ、古くから刀剣の産地として有名です。

越中で作られたものを中心に、展示室には刀が30本ほど並び圧巻の光景

名刀をガラス越しに間近で見られるだけではなく、タッチパネル式のモニターで刀剣の拡大画像を見られるのが面白いです!

表面の刀文がしっかり確認できて、マニアにはたまらないはず。

2022/6/8日(水) ~ 9/4(日)「魅せる民藝」

「民藝(みんげい)とは何か?」と問われて、すぐに答えられる人はどれほどいるでしょうか。

民藝の定義にハッとし、その実用性からくるタフさや美術品としての美しさを改めて感じることができる展示です。

私は、黒田辰秋(くろだたつあき)さんの乾漆十二稜扁壺がとても印象に残りました。

優美なシルエットに漆の独特な質感が相まって、ずっと見ていたくなる奥深い魅力がある民藝品です。

秋水美術館では、日本刀以外の企画展示にもさらに力を入れていくそうです。

今後の企画展も楽しみですね…!

まとめ

1階のシアタースペース
1階のシアタースペース

富山市内にある魅力的な美術館のひとつ、秋水美術館をご紹介しました。

庶民的なものに美しさや知性を感じられる展示が印象的でした。

ぜひ訪れてみてくださいね。

ミュージアムショップとチケットカウンター
ミュージアムショップとチケットカウンター

【詳細】秋水美術館
住所:930-0066富山県富山市千石町(せんごくまち)1-3-6
時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
休肝日:月曜・火曜(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
入館料: 一般 ¥800、大学生以下無料 ※団体料金制度あり
その他:美術館前に無料駐車場13台分あり

この記事では、休日に行きたくなる富山市内のショップやスポット、イベントをご紹介しています。

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取材・インタビューライター(富山市)

富山県黒部市出身の取材ライター・インタビュアー。「ライティングで社会貢献」をミッションとし、地域の魅力を発信しています!Yahoo!ニュースエキスパートでは、休日に家族や友人と行きたくなる楽しいイベントやスポットを見つけて魅力をわかりやすく紹介していきます。どうぞ記事をお楽しみくださいませ。

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