山形県発祥のご当地麺“鳥中華”をカップ麺に再現?「満足の極み 山形鳥中華」をレビュー
「満足の極み 山形鳥中華」を食べてみました。(2024年4月23日発売・東洋水産)
この商品は、山形県発祥の麺料理“鳥中華(とりちゅうか)”をカップ麺に再現したもので、鶏と和風出汁を利かせた“蕎麦つゆ”を彷彿とさせる味わい深いスープに仕上げ、そこに東洋水産でお馴染み“生麺ゆでてうまいまま製法”による丸刃の中細麺が絶妙にマッチした臨場感溢れる一杯、“満足の極み 山形鳥中華”となっております。
では、今回の“満足の極み 山形鳥中華”がどれほど鶏や魚介出汁を合わせた深みのある和風スープに仕上がっているのか?具材に使用された味付チキンダイスやオニオン揚げ玉、東洋水産が誇る生麺さながらのもっちりとしたノンフライ中細麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(132g)当たり449kcal。
食塩相当量は6.5gです。
次に原材料を見てみると、鶏の旨味に魚介出汁をバランス良く合わせた味わい深い醤油味の和風スープに仕上げ、具材に使用された味付チキンダイスやオニオン揚げ玉、海苔によって“鳥中華”らしさが引き立つ安定感のある味わいを想像させる材料が並びます。
フタを開けてみると、ご覧の通り液体スープ、かやく、あとのせかやく、“きざみのり”といった4つの調味料などが入っています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:450ml)
その後、液体スープを加えてよくかき混ぜ、“あとのせかやく”と“きざみのり”を加えたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、鶏の旨味に魚介系の出汁を利かせた醤油感の強いキレの良さが際立ち、和風出汁がクセになる風味豊かな一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、調理時間5分によってもっちりとした弾力とほどよいコシを兼ね備え、細いながらも密度感の高い本格的な仕様となっており、そこに鶏の旨味と魚介の出汁を合わせたキレの良い醤油スープがよく絡み、芳醇とも言える醤油の風味が後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの味付チキンダイス以外にオニオン揚げ玉・海苔・“ねぎ”が使用されていて、特にこの具材は…若干小ぶりながらも使用されている数は多く、ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出しているようでしたので、まずはスープとよく馴染ませながら食べ進め、後ほど弾力のある中細麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、鶏の旨味に魚介の出汁を合わせ、キレの良い“かえし(醤油ダレ)”や香辛料などを合わせた一見シンプルな構成なんですが、動物系×魚介系によるW仕様によって思ったより繊細で深みのあるテイストとなっています。
ということで今回“満足の極み 山形鳥中華”を食べてみて、鶏の旨味と魚介出汁を合わせ、具材に使用したオニオン揚げ玉や“きざみのり”が和風感をプラス、そこに本格感のある丸刃の中細麺が食欲をしっかりと満たす食べ応え抜群な一杯となっていました。
ただ、強いて言えば税別348円といった割高な価格帯が気になったものの、仕上がりに関しては申し分なく、麺・スープ・具材それぞれが満足度も高く万人受けしそうなフレーバーとなっていたため、お好みによっては各種香辛料などで味を調整してみると、より一層メリハリが付いた味わいがじっくりと楽しめるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
満足の極み 山形鳥中華!鶏の旨味を利かせた和風スープが中華麺に絡む風味豊かな一杯