【猫の感染症対策】フィラリア予防って必要なの?蚊の季節のまえに知っておきたい予防の必要性
愛する猫たちを守ってあげたい。病気にかかるまえに予防できるものならしてあげたい。猫たちと暮らす多くの飼い主さんがそう思っていることでしょう。私もそのひとりです。
フィラリア感染症は飼育環境の変化から年々少なくなっているものの、万が一に備えて損はありません。猫たちが元気に安心して暮らせるように、フィラリア感染症の予防をおすすめします。
フィラリア感染症とは?
別名「犬糸状虫症」といいます。犬の字が入っているように犬が感染しやすい病気ですが、猫にも感染します。
フィラリアに感染した動物の血を蚊が吸います。その血を吸った蚊に刺されることで、フィラリア幼虫が体内へ入り感染します。
フィラリアに感染するとどうなるの?
動物の体内へ入ったフィラリア幼虫は4か月~6か月で成虫になります。最終的には肺や心臓にたどりつき、さまざまな症状を引き起こします。
- 呼吸が苦しくなる
- 嘔吐する
- 食欲がなくなる
- 血管を塞いで血流を阻害する
室内飼いでも予防は必要?
家の中で暮らす猫でも感染の可能性はあります。私も蚊が嫌いで夏の時期は蚊が入ってこないように気をつけています。しかし、どこからともなく「プーン」と軽快にも耳障りな音が・・・。蚊はどこからでも侵入してきます。
家の中で過ごしている猫が刺される可能性はゼロではありません。感染してから後悔するよりも、安心して夏を過ごせるのなら予防しておきたいですね。
予防するメリット
- 万が一でも感染症から猫を守れる
- フィラリア感染症以外の予防もできる
- 飼い主も猫も安心して夏を過ごせる
予防できる薬は?
猫のフィラリア予防薬は、液体を垂らすスポットタイプが主流になっています。うちの猫たちも獣医さんに処方してもらったスポットタイプを使用しています。簡単に投与できそうですが、猫の察する能力を甘くみてはいけません。私はいつも逃げられて投与に苦労しています。
投与のコツは、「首根っこ掴んで素早くちょんちょんパッ!」です。
スポットタイプのほとんどがフィラリアの寄生予防だけではなく、ノミ・ダニ、回虫などの駆除にも効果があります。薬の詳しい情報はここで語らずとも、検索すると様々なタイプの薬を調べることができます。しかし、かかりつけの獣医さんへ相談して選ぶことが一番です。
まとめ
うちは蚊が入ってこないように用心しているし、外にも出ないから大丈夫。そう思っている飼い主さんも多いと思います。
フィラリア感染症にかかったら、治療は難しく猫たちも飼い主さんも苦しい思いをすることになるでしょう。備えあれば憂いなし。後悔することなく安心していつもの毎日を過ごせるように、フィラリア予防をしておきましょう。