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「自民・維新対決」の奈良・橿原市長選 亀田氏がやや先行 森下氏激しく追う=JX通信社 情勢調査

米重克洋JX通信社 代表取締役

10月22日に投開票される奈良県橿原市長選挙について、JX通信社は14日・15日の両日、橿原市内の有権者を対象に、電話とインターネットによる独自の情勢調査を実施した。その結果、無所属で自民党が推薦する現職の亀田忠彦氏が先行し、前市長で日本維新の会の森下豊氏が激しく追っていることがわかった。

現職に前市長が挑む今回の選挙は、現職を推薦する自民党と前市長を擁立した日本維新の会が対決する構図ともなっている。支持政党別に見ると、亀田氏は自民党支持層の5割、公明党支持層の6割から支持を集めるほか、立憲民主党支持層の3割、無党派層の3割強からも支持を得ている。対する森下氏は日本維新の会支持層の6割を固めているほか、立憲民主党支持層の4割、自民党支持層の1割にも食い込んでいる。この他、無党派層から1割台半ばの支持がある。

電話調査、ネット調査ともに、投票態度を明らかにしていない有権者が一定数おり、今後情勢は変わる可能性がある。

調査の方法

10月14日(土曜日)と15日(日曜日)の2日間、橿原市内の有権者を対象に、無作為に発生させた電話番号に架電するRDD方式の電話調査と、大手リサーチ会社に登録したモニターを対象としたインターネット調査を実施した。電話調査では319人、インターネット調査では327人(計646人)から有効回答を得た。

JX通信社 代表取締役

「シン・情報戦略」(KADOKAWA)著者。1988年(昭和63年)山口県生まれ。2008年、報道ベンチャーのJX通信社を創業。「報道の機械化」をミッションに、テレビ局・新聞社・通信社に対するAIを活用した事件・災害速報の配信、独自世論調査による選挙予測を行うなど、「ビジネスとジャーナリズムの両立」を目指した事業を手がける。

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