本日7/8（月）より、長崎浜屋4階にて、アフリカンスタイル12 in 長崎浜屋が始まります。期間は、7/8（月）～15日（月・祝）まで。元船町にて店舗を構えるCiel Nagasaki（シエルナガサキ）が展示販売を行います。浜屋での開催は、4回目です。

色鮮やかなスカートやパンツ、ワンピースなどの洋服がずらりと並びます。バックやポーチなどの雑貨・小物類も充実。これらの商品は、アフリカのガーナ、ガボン、ジブチ、ブルキナファソの4か国の現地の布を使って製作されています。

シエルナガサキの活動

シエルナガサキは、2020年10月より、代表の末永志穂子さんと大田孝さんの２人で活動をスタートさせました。収益の一部を、アフリカの国々での若者や女性の自立・就業支援活動のために活用しています。

末永さんは、元々、ハワイアンキルトやポシャギ講師として活躍されており、商品の制作やデザイン、販売を担当しています。

大田さんは、国際協力機構（JICA）の青年海外協力隊員として、ジブチやガボンでの活動経験者です。

現在は、JICAの専門家として、再びジブチに派遣され、沿岸警備隊の支援業務に従事しています。大田さんが、シエルナガサキの企画や広報を担っています。

活動は、ガボンで買いつけた布を使用した商品づくりから始まりました。少しずつ関わる国が増え、現在では、ガボンとガーナ、ジブチからは、現地で製作した商品が長崎にて届き、販売するまでになりました。

昨年は、売り上げから、現地では手に入らない高性能のミシン１台を購入。ジブチの女性の就労支援団体へ送りました。クオリティの高い商品の生産性を上げ、女性たちの収入アップにつなげる目的です。現在は、２台目のミシンの購入を目標にしています。

軽くて涼しい！アフリカ布の洋服

末永さんのおすすめは、世界一暑い国であるジブチの生地を使ったスカートやパンツです。軽くて涼しく、暑い日が続くほど、着心地の良さを実感するそうです。

末永さんは、「日本人にも取り入れやすい柄を選んでいます。みなさんにも、ぜひ一度、この軽さと着やすさを実感していただきたい」と話します。

初めての方には、小物類やポーチなどがおすすめです。バッグから取り出す際、アフリカ布の柄を楽しめます。また、エプロンなどは、家の中で使えるので挑戦しやすいアイテムです。

もう少しインパクトが欲しい方は、バッグや日傘はいかがですか？私も長年、スカートや日傘、エコバックなど愛用しています。身につけていると、幅広い年齢の方に声をかけていただき、褒めていただくことが多いです。

特に、ガボンのスカートは、軽くて着心地が良いのはもちろん、何度も洗濯していますが丈夫で、とてもお気に入りです。

末永さんは、「日々の生活の中に、明るい色や好きな柄を取り入れて、気持ちも明るくなっていただければ」とほほえみます。

末永さんによると、アフリカ4カ国で活動中の仲間は、自分たちが作った商品が、日本で販売され、日本の人たちに手にとってもらうことが喜びとなっているそう。これからも「いいものを作ろう！」というモチベーションにもつながっています。

また、こちらのワンピースは、県内の就業支援施設へ製作を依頼しているものです。アフリカへの支援活動がきっかけで、地域との連携も生まれました。

このように、シエルナガサキの活動に賛同する作り手やお客様など、仲間が少しずつ増えています。アフリカと長崎、両方で活動の輪が広がっているのが、嬉しいですね。今後のシエルナガサキの活動も楽しみです！

みなさんも、アフリカ布の明るいアイテムを身につけて、夏を楽しんでみませんか？お気に入りのアイテムを見つけてみてください。