今季最大寒波襲来!家庭で簡単にできる対策はある?【プロ主婦が解説】
2025年1月8日現在、今季最大の寒波が日本列島を覆い、冷え込みが厳しくなっています。気象庁によると、この寒波は9日から10日にかけてがピークだそう。「寒波といっても、何に備えていいのか、どうしたらいいのかよくわからない…」そんな風に感じてしまいますよね。そこで、家庭でできる簡単な寒波対策をご紹介します。すぐにできるちょっとした工夫で寒波を乗り切りましょう。
外にある水道の凍結対策
寒波の際に心配なのが、水道の凍結です。特に、屋外にある水道はその危険が高いもの。すぐにできる対策は以下のとおりです。
タオルで包んでビニールをかぶせる
水道管が保護カバーでおおわれているタイプの水道は、蛇口部分をタオルで包み紐やビニールテープで巻いて固定して、上からビニール袋をかぶせておきます。むき出しの水道管の場合は、出ている部分すべてを包みます。
蛇口を少しだけ開けて水を流し続ける
夜間など気温が大幅に下がる時間帯に、蛇口を少しだけ開けて水を流し続けると、凍結を防げます。
凍結した場合はどうする?
凍結してしまった場合は、無理に蛇口をひねったり熱湯をかけたりする行為はNGです。特に熱湯は、水道管を破損させる恐れがあるので絶対にやめましょう。タオルなどをかけた上から、40度程度のぬるま湯をゆっくりかけて解凍します。
室温低下を防ぐために簡単にできること
単純に、部屋が寒いのはとても辛いですよね。健康に影響が出てきては大変です。室温の低下を簡単に防ぐ方法をご紹介します。
カーテンや断熱シートで窓をカバー
冷たい空気は、窓から部屋へ伝わってきます。窓から入ってくる冷気を防ぐのが大切。厚手のカーテンを使用したり、窓に断熱シートを貼りましょう。窓に貼れる断熱シートは100円ショップなどでも購入が可能ですよ。家にエアキャップ(プチプチの緩衝材)があれば、それを貼ってもOKです。
ドア下の隙間を埋める
ドア下の隙間からも、冷気は侵入してきます。隙間テープなどを使い、隙間を埋めましょう。部屋の暖かさを保てます。
隙間テープも、ダイソーなどの100均で購入ができますよ。
加湿器を利用する
湿度が下がると、体感温度が下がることがわかっています。逆に、湿度が高いと体感温度が上がります。体感温度が上がれば暖房を少し下げても暖かく感じるため、暖房効率も向上することに。省エネにもつながりますね。湿度は40~60%くらいが目安です。
無理なくできることで寒波に備えよう!
「いきなり寒波襲来といわれても困る!」なんて思ってしまいますよね。まずは、水道の凍結対策を優先しつつ、室内を暖かく保つ工夫を取り入れてみてください。冷気を防ぎ、体感温度を上げれば、省エネにもつながります。無理なくできることをやってみてくださいね。
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