プロが教える「やめ家事」のススメ!家事ってやめてもいい!もっとラクにしていこう
「家事はやらなきゃいけないもの」という考え方に縛られていませんか? 仕事や育児で忙しい日々を送ると、家事の負担が大きく感じられますよね。そんなときに試してほしいのが、「やめ家事」という新しい考え方です。
「やめ家事」とは、無理にすべての家事をこなすのではなく、面倒に感じる家事をやめたり、別の簡単な方法に置き換えたりすることで、家事を効率化し、自分の暮らしに合ったスタイルを作る工夫のこと。この考え方を取り入れると、毎日の負担がぐっと軽くなりますよ。元家政婦でプロ主婦の筆者が提案します。
「やめ家事」とは何か?
「やめ家事」とは、家事をただサボるのではなく、効率的にエネルギーを使う、ひとつの選択です。「これって本当に必要?」と家事を見直し、自分に合ったやり方に切り替えることで、生活全体がラクにしていく方法。以下の例を参考に、気軽に始めてみてください。
たとえば、「洗濯物をたたむのが嫌だ」と思ったとき、それを「ダメだな」と感じて落ち込むような必要はありません。その感情をきっかけに、「たたまなくても済む方法はないか?」と考えることが、「やめ家事」への第一歩です。
実践例:こんな家事を「やめて」みる
洗濯物をたたむ作業
干すときからハンガーを使用し、乾いたらそのままクローゼットへ。たたむ手間を完全に省けます。衣類を家族別や種類別に分けて干すと、さらに時短に。
トイレブラシを使った掃除
使い捨てのトイレクリーナーや流すだけの洗剤を導入。ブラシの手入れの手間や収納場所の必要がなくなり、清潔も保てます。
きちんとした食器洗い
来客用をつくらず家族の人数分だけの食器にして、最小限に。食洗機がある場合はフル活用し、手洗いを減らしましょう。シュシュっとスプレーして流すだけでも汚れがだいたい落ちる、泡スプレー洗剤もおすすめです。
毎日の掃除機がけ
ロボット掃除機やフローリングワイパーを使えば、日中に掃除が完了。帰宅後の負担や週末のまとめ掃除などが大幅に軽減できます。
食事の準備に手間をかけること
ミールキットや冷凍食品を取り入れてみる、「一汁一菜」を基本に品数を減らす工夫をしてみる。これだけでもストレスが軽くなります。
掃除のための時間をつくること
「お風呂後に壁を流す」「洗面所を使ったら軽く拭く」といった「ついで掃除」を習慣化すれば、きちんとした掃除の頻度が減らせます。
「めんどくさい」を楽しむ発想にしていく
家事を「めんどくさい」と感じる気持ちは、悪いことではなくむしろチャンス。工夫を生むヒントになります。たたむのが面倒なら「たたまなくてもいい仕組み」を考える。掃除機が面倒ならロボット掃除機を試す――そうした取り組み自体をゲーム感覚で楽しむ、面白がってやることが、「やめ家事」の醍醐味です。
まとめ:「ちゃんとやる」をやめる勇気
完璧を目指すと、どうしても自分を追い込んでしまいます。「ちゃんとやらなくてはいけない」という思い込みを手放し、「自分が楽になる方法」を選ぶことが大切です。「やめ家事」は、自分らしい暮らしをつくる手段。日常の家事をシンプルにすることで、時間や心に余裕が生まれます。今日から少しずつ取り入れていってみてくださいね。
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