大谷の通算本塁打は前年にチームメイトだったムスタカスと同じ本数。その上に新旧チームメイトは何人!?
2018年のメジャーデビュー以来、大谷翔平(現ロサンゼルス・ドジャース)は、215本のホームランを打っている。
この本数は、現在、歴代329位タイに位置する。大谷と並んでいる5人のなかには、昨シーズン、ロサンゼルス・エンジェルスでともともにプレーした選手がいる。
マイク・ムスタカスは、2011~22年に203本のホームランを打ち、昨シーズンは、コロラド・ロッキーズで4本塁打とエンジェルスで8本塁打を記録した。通算本塁打は、203本+4本+8本=215本だ。
13シーズン中、30本塁打以上は2度。2017年にカンザスシティ・ロイヤルズで38本塁打と、2019年にミルウォーキー・ブルワーズで35本塁打だ。両シーズンの間の2018年は、ロイヤルズとブルワーズでプレーし、30本塁打まで2本に迫った。2017~19年の計101本塁打は、このスパンで14番目に多い。
7年前は、ロイヤルズのシーズン本塁打記録を塗り替えた。それまでは、1985年のスティーブ・バルボニによる36本塁打が最も多かった。現在、ムスタカスの38本塁打は3位。2019年にホルヘ・ソレーア(現アトランタ・ブレーブス)が48本のホームランを打ち、2021年にはサルバドール・ペレスがソレーアに並んだ。
今年、ムスタカスは、2月中旬にシカゴ・ホワイトソックスとマイナーリーグ契約を交わし、翌月下旬に退団した。ホワイトソックスに解雇されたのか、自ら去ったのかは、はっきりしない。その後は、どの球団にも在籍していない。
ちなみに、大谷とムスタカスと並んでいるのは、ロン・フェアリー、チェット・レモン、ペドロ・ゲレーロ、マイク・スウィーニーだ。
大谷のかつてのチームメイトと現在のチームメイトのうち、メジャーリーグの通算本塁打が215本より多い選手は、6人いる。
今シーズンが始まる前の時点で、この人数は14人だった。大谷は、通算本塁打を171本から215本に増やし、新旧のチームメイト7人を追い抜いた。
また、今シーズンは、エンジェルスの前監督、フィル・ネビンの208本塁打も上回った。
ネビン以外に、メジャーリーグで大谷を起用した監督の通算本塁打は、マイク・ソーシアが68本、ブラッド・オースマスが80本、デーブ・ロバーツは23本だ。ジョー・マッドンは、メジャーリーグでプレーしていない。