家庭学習に音読を取り入れる「大きなメリット」2つ
保育園児から中学生まで、4人の子どもを子育て中です。
夫婦共働きではありますが、教育費をかけ過ぎることのないよう、家庭学習を中心に進めています。
第一子の中3長男は高校受験に向けて最近になって学習塾に通い始めましたが、これも公開模試の結果で特待生の権利を得られたことがきっかけです。
家庭学習で大切にしていることのひとつに、「音読を積極的に取り入れる」ことがあります。国語の長文読解でも、算数の文章題でも、理科や社会の説明文でも、何でも音読しているのです。
音読をすることで感じる大きなメリットは次の2つです。
1.子どもが理解していない部分がすぐに分かる
子どもが音読しているのを聴いていると、どこを理解していて、どこはよく分かっていないのかということがすぐに分かります。
と言うのも、よく分かっていない部分はスラスラと読めないのです。詰まったり、スピードが落ちたりします。
スラスラと読めない部分に気づいたら、親はその部分について説明を足してあげたり、問題を解くときに気をつけてあげたりすることができます。
2.黙読に比べ、記憶に残りやすい
これはおそらく、黙読に比べて音読する方が、脳をより使うからだと思っています。
目で見るときに使っている脳の領域と、声を出すときに使っている脳の領域は異なるはず。声を出すことで、音を聴き分ける脳の領域も使っていることでしょう。
音読することで、より多くの脳の領域も使うことができていると考えると、音読は黙読に比べて、記憶に残りやすいというのは想像に難くありません。
わが家では、小学生の子どもたちだけではなく、中学生になっても積極的に音読を取り入れています。
誰かに説明するように音読をしながら、「自分が理解し切れていない部分を見つける」「最小の努力と時間で記憶に残す」。
音読を取り入れることは、子どもの年齢が上がっても大いに役立っていると実感しています。
文・写真 ベリー
子ども4人、実家遠方のフルタイム共働き、60平米賃貸マンションに6人暮らし。ブログ「ベリーの暮らし」(外部リンク)を毎日更新。教育費を抑えつつも成績上位キープを目指して、家庭学習9年目。中学1年生の1年間の教育費は約10万円。ラク家事、ラクご飯についての情報もブログやInstagramで発信しています。
Instagram: berry.kurashi(外部リンク)