忘年会ではOKでも、新年会ではNGなこととは? ~「忘年会」と「新年会」の違い
年末年始は忘年会、新年会のシーズンです。お歳暮や年賀状などは古い習慣で、もうやめようと取り決める会社も増えていますが、忘年会や新年会は別。組織的に「もうやめよう」と言いだす会社は稀です。
忘年会とは「としわすれ」の意味。その年の会社の慰労が目的として催されます。ほとんどの会社、組織で、自主的もしくは半強制的参加で開催されることでしょう。
新年会は、今年1年を景気よくスタートしたいという思いから催され、新年の挨拶や方針発表なども行われることが多いでしょう。私個人としては、「終わり」より「始まり」に気持ちを入れたいため、忘年会よりも新年会を重視します。しかし世間はどちらかというと、忘年会のほうが開催される率は高く、参加者も多くなる傾向があると思います。これは年末年始における飲食店の売上データからも顕著です。
忘年会も新年会も、無礼講。どちらも盛大に行っていいのですが、幹事が気をつけなくてならないことが1つあります。
それは新年会の後、2次会を用意しないことです。
できる限り、1次会でスッキリ終わらせること。新年会は1年の新たなスタートを祝う会です。忘年会が、男性がネクタイを緩める場であるとするなら、新年会はネクタイを締め直す場。新年会そのものは盛り上がっていいですが、2次会やら3次回やらと、ダラダラと飲み続けるのはよくありません。たとえ翌日が休みの日であったとしても、予定した時間で終わらせるのです。新年会の目的が「決起」なのですから。全員、まっすぐ帰宅するよう促しましょう。
忘年会はともかく、新年会は「メリハリ」が必要ですよね。