緑に囲まれた境内には、湧水をたたえる澄んだ池…!東京に息を呑むような美しすぎる神社があった
こんにちは、ホリデーノートを運営しているotoです。今回は、湧水をたたえる池のある風景が美しい「貫井神社」へ行ってきました。JR「国分寺駅」または「武蔵小金井駅」より徒歩20分ほどの場所に鎮座しています。
豊かな緑に囲まれた「貫井神社」
多摩川が長い歳月をかけて削り出した河岸段丘の連なりである「国分寺崖線」。この崖は大田区まで約30kmにわたると言います。
「貫井神社」は、この国分寺崖線沿いにあり、国分寺崖線の緑に囲まれた深呼吸したくなる神社です。
鳥居をくぐる前から小さな池のある風景に癒されます。背の低い滝が流れ、石灯籠も設置。もはや小さな庭園ですね。
湧水をたたえる御神池が美しい「貫井神社」
さて、境内へ入ってみましょう。まず左手に手水舎があり、目の前には朱色の「火徐橋(ひよけばし)」。除ではなく”徐”だそう。火徐橋を渡りきると左右に狛犬が鎮座し、その奥に本殿があります。
「貫井神社」の狛犬は座っておらず、勇ましく立っています。
御祭神は、水の神様である市杵島姫命(いちきしまひめ)と、国造りの神様である大己貴命(おおあなむちのみこと)。学芸成就や良縁、商売繁盛などのご利益があります。
境内自体は比較的こじんまりとしていますが、「貫井神社」はその場を離れるタイミングを見失ってしまう、美しすぎる神社です。
その美しい風景が、湧水をたたえる澄んだ池(御神池)のある風景。朱色の火除橋とたくさんの緑がリフレクションしています。
そして池にはたくさんの鯉が気持ちよさそうに泳いでいます。
境内の一角、本殿の左側には、国分寺崖線下の大きな岩の間から湧出する湧水が。東京の名湧水57選にも選ばれています。湧水量が多く、これまで枯渇したことがないのだそう。
湧水が小川となって境内を流れており、清々しい気持ちになります。この湧水が、御神池に流れこんでいます。
境内には4つの境内社があります。そのうち3つは、やや急勾配の石段をのぼり、途中左手に「不動明王堂」、階段をのぼった先には「愛宕神社」、さらにその先に「八雲神社」があります。
「貫井神社」で心洗われる清らかな時間を
駅からは少し歩きますが、混雑もせず静かに思い思いに時間を過ごせる「貫井神社」。見上げるような雄大な緑に囲まれ、澄んだ湧水が流れる境内で過ごしていると、心が洗われるようです。
週末、清らかな時間を過ごしに「貫井神社」を参拝されてみてはいかがでしょうか。
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貫井神社
住所:東京都小金井市貫井南町3-8-6
公式サイト(外部リンク)