名店“すみれ”の“雑うま”な味噌ヌードル?「名店ジャンク すみれ味噌ヌードル」をレビュー
「名店ジャンク すみれ味噌ヌードル」を食べてみました。(2023年12月5日発売・日清食品)
この商品は、名店の味を敢えて“雑うま”にした“名店ジャンク”シリーズ第1弾として登場したもので、全国区の人気を誇る札幌の名店“すみれ”監修によって看板メニューの味わいをヌードルタイプにアレンジ、ポークや味噌をベースに香味野菜や山椒などをバランス良く合わせ、幅広なフライ麺が絶妙にマッチしたジャンク感溢れる一杯、“名店ジャンク すみれ味噌ヌードル”となっております。
では、今回の“名店ジャンク すみれ味噌ヌードル”がどれほどポークや味噌をベースにラードのコクや香味野菜、そして山椒のスパイス感を合わせた“雑うま”な仕上がりとなっているのか?具材に使用された“味付肉そぼろ”やフライドガーリックから滲み出す旨味、ヌードルならではの香ばしく幅広なフライ麺との相性やバランスなどじっくりと確認していきたいと思います。
まず1食(80g)当たり365kcal。
食塩相当量は4.3gです。
次に原材料を見てみると、ポークや味噌をベースに香味野菜を利かせ、“すみれ”らしく山椒などのスパイス感をプラス、具材に使用された“味付肉そぼろ”やフライドガーリックからも良い旨味が滲み出し、ジャンク感のある味わいを想像させる材料が並びます。
開封してみると、ご覧の通り粉末スープなどがすでに入っていて、フタの上には“ローストガーリックオイル”と記載された調味料が別添されています。
では、熱湯を注ぎ5分待ちます。(必要なお湯の目安量:290ml)
そしてローストガーリックオイルを加えてよくかき混ぜたところがこちら。
先ほどまでの麺や各種具材がふっくらとした仕上がりとなり、ポークや味噌をベースに食欲そそる香味野菜、そして唐辛子や山椒といったアクセントやスパイスを利かせたことで、札幌の名店“すみれ”の味をジャンクにアレンジした“雑うま”な一杯…といった印象の出来上がりです。
麺は、“すみれ味噌ヌードル”ということもあって幅が広く、ほどよい弾力とコシを併せ持つ食感滑らかな仕様となっており、ポークをベースにガーリックなど香味野菜やラードのコク、唐辛子や山椒の辛さやスパイス感を合わせたジャンク感溢れる味噌スープがよく絡み、味噌や香味野菜の旨味をはじめ後引く山椒のスパイス感などが口いっぱいに広がっていき、“名店ジャンク”シリーズらしくスナック感のような香ばしさが後味良く抜けていきます。
トッピングには、こちらの“味付肉そぼろ”以外にフライドガーリック・ねぎ・生姜が使用されていて、特に“味付肉そぼろ”は…ほどよく味付けされた肉の旨味が滲み出す仕上がりとなっていたため、まずはスープと混ぜ合わせながら食べ進め、後ほどジャンク感のある香ばしいフライ麺と一緒に絡めていただくと、より一層肉の旨味が際立って楽しめるかと思われます。
スープは、ポークをベースに香味野菜やラードのコク、唐辛子や山椒などの香辛料を利かせ、札幌の名店“すみれ”らしさをジャンクにアレンジした若干チープなテイストとなっています。
ということで今回“名店ジャンク すみれ味噌ヌードル”を食べてみて、ポークや味噌をベースに香味野菜やラードのコク、山椒のスパイス感を合わせたことでジャンク感のあるテイストを表現、“すみれ”らしいラードの層は見当たりませんでしたが、香味野菜や香辛料、香ばしさなどを活かした“雑うま”な感じが印象的で、そこにヌードルタイプの幅広なフライ麺が相性良くマッチしたジャンク感のある一杯となっていました。
ただ、名店“すみれ”の味わいをジャンクにアレンジしたとは言え、どうしても“すみれ”らしさが霞んでしまい、全くの別物となったことで“すみれ”の評価を落としているようにも感じられますし、どうせやるなら“すみれ”の味をちゃんと残した上でジャンク感を出してほしかったですね。そのため、好き嫌いがはっきりと分かれるフレーバーと言えるのではないでしょうか?
詳しくはこちらの記事もご覧ください。(外部サイト)
名店ジャンク すみれ味噌ヌードル!ラードのコクと山椒の香り引き立つ敢えての“雑うま”な一杯