香水を手軽に持ち歩く！アトマイザーパーフェクトガイド
こんにちは！香水のスペシャリスト、調香師・ゆうかです！
少しずつ春めいてきましたね。ファッションやコスメなど、春に合わせてどんなふうにしようかな？とワクワクしている方も多いと思います。
そして春といえば新生活！新しい生活に合わせて香水を新しくしよう！と考える方も多いタイミングです。
ですが、新しく買った香りをつけて行って、夕方には香りが感じられなくなってしまった・・という経験をした方も多いと思います。
実は香水の中で一番ポピュラーなオードパルファムで香りの持続時間は5時間前後です。
つまり、朝家を出る前に香りをつけたとしたらお昼過ぎには香りが飛んでしまうということになります。
でも香水のボトルはガラス製のものも多く、持ち歩くには結構不便ですよね。
ではどうするか？
そう、アトマイザーの出番です。
今回は香水ライフに欠かせないアイテム、アトマイザーの使い方をお伝えします！
アトマイザーって？
アトマイザーは香水を入れて持ち歩きができる小型の瓶です。
スプレータイプのものが一般的で、価格は数百円〜数千円と様々です。
今回は一番ポピュラーな数百円の価格帯で購入できるアトマイザーについている付属品の使い方をメインにお伝えしていきます。
アトマイザーに香水を移す付属品その1 ノズルタイプ
ではさっそくアトマイザーに香水を移す方法です。
まずはポピュラーなノズルタイプ。
こちらの使い方は簡単です。まず、スプレーのトップの部分をつまんで外します（外れない場合は無理に外そうとしないでください）。
トップの部分が外れたら香水を吸い上げる透明な筒が飛び出していますのでそこにノズルをはめ込みます。
ノズルを装着したままプッシュすると、香水をアトマイザーの瓶に移すことができます。
これを使うととても簡単に香水を移すことが出来るのですが、実は、私はあまりおすすめしていない方法です。
理由は、香水瓶のトップの部分を何度も外してしまうとその部分がグラついてくることがあるから、そして、その部分を外すことは衛生的にもあまりおすすめできないからです。
この方法を試すときは、手早く、そして香水が出てくる部分に触れないように注意しましょう。
アトマイザーに香水を移す付属品その2 漏斗（じょうご）タイプ
次に、漏斗タイプのものです。
こちらもアトマイザーに付属しているものとしてポピュラーなものです。
漏斗タイプの使用方法はとても簡単です。アトマイザーの瓶に漏斗を乗せて、そこにスプレーするだけ。
ノズルタイプのようにスプレーのトップ部分を取り外す必要もありません。
折りたたまれているものを広げるタイプもありますが、このタイプを使用するときは広げる際に中の部分に触れないように注意しましょう。
また、ノズルタイプにも共通して言えることですが、衛生上、繰り返しの使用はおすすめしません。
100円均一ショップで見つけた注射器タイプ
次は、最近100円均一ショップで見るようになった注射器タイプのものです。
パッケージには香水を移し替える際などに使えると書いていますが、購入して確認して見たところ、上部がスプレーになっていて取り外しができない香水瓶に使用することはできません。
香水瓶の開口部が大きいタイプのみ使用可能ですので、手持ちの香水瓶の形状をよく確認してから購入してください。
番外編 付属品が無い場合の裏ワザ
最後に、付属品を無くしてしまった場合や、そもそも付属品が無い場合に使える裏ワザです。まず、スプレーの上部をしっかりとアトマイザーの瓶に合わせます。
ノズルタイプで取り外せるとお話しした部分とその下のところにある段差に合わせると瓶がずれることがなくなります。
そして、そこをしっかり合わせたままプッシュするとうまく香水をアトマイザーに移し替えることができます。
ほぼどんなタイプのスプレーでも使える技なのでぜひ試してみてください（スプレーの形状などによってはうまくいかない場合もあります。）！
大好きな香りを手軽に持ち歩こう！
アトマイザーは大好きな香りを簡単に持ち歩ける便利なアイテム。
これがあればお昼休みやお仕事終わりなど、簡単に香水をつけ直すことができます。
価格帯も様々ですが、安価なものなら100均やドラッグストアなどでも手に入ります。
ぜひ、お気に入りの香りをポーチに入れて持ち歩いてみてください♪
今回のお話を動画でも詳しく解説しています。各タイプの使い方を実際に試しながら解説していますので合わせてご覧ください！
【調香師・優香の香水講座122】アトマイザーパーフェクトガイド
