韓国水かけフェス日本初上陸 KARA、MAMAMOO+、ちゃんみなびしょ濡れパフォーマンス
韓国発の夏フェス「WATERBOMB JAPAN 2023」が7月22日、23日の2日間、名古屋のAichi Sky Expo多目的利用地Aで開催され、日本初上陸。KARAやMAMAMOO+、TREASUREら人気K-POPグループのほか、トリリンガルラッパーでシンガーのちゃんみななど日韓のアイドル、HIPHOPアーティスト、DJ、ラッパーが登場した会場は、K-POPファンを中心に若い世代の観客に埋め尽くされた。
【写真】ビキニ姿でびしょ濡れになる女性DJの熱いパフォーマンス(WATERBOMBバンコク公演)
会場内には、ウォーターガンがステージのほか観客席周辺の各所に設置される同フェス。アーティストも観客もびしょ濡れになりながら水着で音楽を楽しむ屋外クラブのようなフェスとして韓国では大人気。2015年から続けられるなか、今年初めての日本進出となり、さっそく名古屋を熱く盛り上げた。
アーティストと水を掛け合う体験に笑顔が溢れる
初日にまず大きな歓声を集めたのはMAMAMOO+。韓国はもちろん、日本でもZ世代をはじめ若年層に人気急上昇中のMAMAOOの新たな挑戦のために結成されたソラとムンビョルによるユニットグループ。変化に富んだサウンドとエネルギー溢れるパフォーマンスで、この日も1曲目からアクセル全開だった。
ユニットデビュー曲「GGBB」、生きることへのメッセージをつめ込んだ「HIP」、MAMAMOOメドレーなど、明るくパワフルな歌声と力強いダンス、弾ける笑顔で観客を魅了した。
多くのファンが会場前方に集結していたのが、人気グループを多く輩出するYGエンターテインメントの新鋭ボーイズグループ・TREASURE。ステージに登場するや会場中が沸き立つ。
ミュージックビデオ再生数が1億回を超える大ヒット曲「JIKJIN」、甘い歌声と抒情的なメロディが特徴的な「I LOVE YOU」などヒット曲が続き、定評のあるダンスパフォーマンスを披露しながら観客と水を掛け合う。びしょ濡れになるファンの悲鳴のような歓喜の声が会場を包み込んだ。
昨年デビュー15周年を迎えて再始動したKARAは、1日目のトリを飾った。再始動シングル「WHEN I MOVE」、KARAの夏曲として外せないポップで爽やかなサウンドの「GO GO サマー!」、さらに大ヒットナンバー「ミスター」では日本でも大流行したヒップダンスで盛り上げる。
磨き上げられたダンスパフォーマンス、優しさと力強さを併せ持つ歌唱力、明るく可愛らしいMCで会場中の心をひとつにする。ベテランらしいKARAの貫禄のステージパフォーマンスは、ファンの心を熱くした。
日本からは、10~20代を中心に圧倒的な支持を受けるZ世代アーティストのちゃんみながステージへ。日本語、韓国語、英語を操るトリリンガルラッパーでありシンガーの彼女は、巧みに観客を煽る。
エキゾチックなムードが漂う「RED」、中毒性のあるリズミカルなサビがクセになる「B級」、真夏の炎天下の日差しとマッチしたラテン調のメロディの「Angel」などヒット曲を次々と披露。ちゃんみなワールドに会場が飲み込まれていた。
今回が日本初開催となった「WATERBOMB JAPAN 2023」だが、集まった音楽ファンたちは、初体験となるお気に入りのアーティストとの水の掛け合いを思い切り楽しめた様子。屋外の会場で真夏の日差しを浴びながら、全身に水をかぶってびしょ濡れになり、同時にアーティストのパフォーマンスやDJで体を揺らす。会場中が夏の1日を堪能する笑顔に溢れていた。
このあと「WATERBOMB JAPAN 2023」は、最終公演となる東京公演が7月29日、30日に埼玉・ベルーナドームにて開催される。
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