背脂の神「平太周」が早稲田に爆誕! 油そばの街に「爆盛油脂麺」が殴り込み!
6月25日、東京・早稲田に「らーめん 平太周 早稲田店」がオープンした。
「平太周」は東京・五反田に本店を構え、かつて環七で一世を風靡した背脂ラーメンの味を継承するお店。
こってりの背脂ラーメンのほか、近年は大盛りで食べ応えバツグンの油そば「爆盛油脂麺」が大人気だ。
実は早稲田・高田馬場エリアは油そばの街。
今年早稲田の学生誌『マイルストーン』編集部を取材した時に、早大生のラーメンランキングを見て油そばのお店の多さに驚いた。我々が通っていた頃から「東京麺珍亭」や「ぶぶか」など有名店はあったが、そこからしっかり文化として定着し、油そば店が多数できて人気を博している。
「油SOBA専門店 図星」「焼き油そば専門店 焼爺」などが特に人気で、それぞれのお店が早稲田エリアに数店舗を展開し、ドミナント戦略をとっているところにも注目が集まる。
早大生は「油そばを食べる」ことを通称「給油する」という。
油そば店が増えたことにより生まれた言葉だと思うが、その他にも「キッチンオトボケ」や「わせだの弁当屋(通称わせ弁)」など揚げ物メインの定食屋でも使われる。
麺量が多く、それぞれがカスタマイズして楽しめる油そばは学生街にピッタリのメニューだ。
ここに「平太周」の爆盛油脂麺が殴り込みをかけた。
場所は早稲田通り沿いのもともと「ラーメン ジャンボ」があったところ。
価格は1000円と四桁。これが学生にどう出るか。
麺量は200、300、400gと同料金。味の濃さ、脂の量、にんにくの量が指定でき、筆者は脂多めであとは普通で注文。
つるや製麺製の極太麺に濃厚醤油ダレと背脂の雪が降る。柔らかなチャーシューも旨い。まさに脳天に突き刺さる旨さでノーリーズンな一杯だ。
そして卓上アイテムもたくさんある。カゴに入った選り取り見取りの卓上アイテムはここならではだ。これが楽しい。
筆者のテッパンは
・タバスコ
・山椒
・カツオ節
・酢
である。醤油ダレのパワーが凄いので思い切って味変を楽しみたい。
横綱的な美味しさで、まさに替えのきかない油そば。
ここに来てツワモノが早稲田に殴り込み。さてどうなるか??
今後の油そば戦争にも注目したい。
らーめん 平太周 早稲田店
東京都新宿区西早稲田2-4-25 ハイネス早稲田
※写真はすべて筆者による撮影